リスクなしでお金を増やす方法とは?~賢く増やすための完全ガイド~
今やなんでも値上がりの時代、今までと同じように生活しているだけなのにお金が減っていく…とお困りの方も多いのではないでしょうか?でも、新しいことをやってお金がどんどん無くなるのは嫌…という方も多いはず。
そこでこのページでは、できるだけリスクを抑えつつ、お金を増やしていく方法について解説します。入ってくるお金、出ていくお金、両方を見直してお金を増やしましょう!また、リスクの少ない投資方法についても解説しているので、お金に働いてもらうことで最小限の労力でお金を賢く増やすことができますよ!
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お金の増やす方法の基礎知識
まず、お金を増やす方法に関する基礎知識について解説します。
一口に「お金を増やす」と言っても、様々なアプローチの方法があります。収入を見直してみる、支出を見直してみる、リスクを抑えつつ資産を活用する、などのように、色んな角度からお金を安全に増やしていくことができないかを考えてみましょう。
お金を増やす3つの方法
お金を増やすと言った時、大きく分けて3種類の方法があります。
・収入を増やす
・支出を減らす
・投資を行う
収入を増やし、支出を減らすことで増加した可処分所得(自由に使えるお金のことを指します)を投資に回す…と言ったサイクルを繰り返せば、少しずつ資産を増やしていくことができます。具体的にどのような方法でお金を増やすのか、以下で詳しく解説します。
収入を増やす
まず、一番安定してお金を増やすには、「収入を増やす」のが良いでしょう。自分で働いて、より多くのお金を稼げるようになれば、それだけ余裕が増えていきます。
働き方を変えたり転職やキャリアアップをする、もしくは副業を入れるなど、自分の時間を有効活用することにより実収入が増加すれば、実入り分はそのまま自分のお金になります。売り手市場、人手不足の世の中で、自分のスキルが思わぬ収入に結びつくことは少なくありません!
自分の得意なポイントを活かせる職場で収入を増やしましょう。
支出を減らす
支出を減らすというのも、自由に使えるお金を増やすという観点から見れば大事なポイントです。
家計簿をつけ、1ヶ月にどれくらいの支出があるのかを見返してみましょう。光熱費やスマホ代を他企業のサービスと比較して減らせないか、使ってないサブスクはないか、交際費・娯楽費の無駄は無いか…など、削れる部分を意識的に削っていくことで、使えるお金が増えていきます。
また、収入が増えると支払う税金や年金などが増えるためあまり恩恵を感じられませんが、支出を減らすとダイレクトにその分のお金が手に入るので非常に効率が良いです。
投資をする
そして自由になったお金が増えた段階で、投資に使いましょう!
投資というと資金が減ってしまうリスクを想像する方も多いと思いますが、株の利益に税金がかからない「NISA」、積み立てた金額に応じて税額控除される「iDeCo」、一定のポイントがもらえる「クレカ投資」など、最近はとてもお得に投資できる仕組みが非常に増えてきています。
また、国や銀行が潰れない限りお金が戻ってくる「個人向け国債」や「定期預金」、10年スパンで赤字になったことがない「純金積立」など、投資には様々な形態があります。まずはどういった投資があるのかを理解して、実際に投資するかを決めると良いでしょう。
自己の資産を把握し、いつ・どれくらい増やしたいかを決定する
これからお金を増やしていくためには、あなた自身の人生計画が明確になっている必要があります。
自分が何年(何歳)までにこれを達成したい、そのためにはこの年までに何万円が必要だ、という計画を立てておき、じゃあそのためにはこういった方法で資産を増やしましょう、と逆算することで、今後の計画を策定しやすくなります。
無闇にお金をあるだけ稼ごう!とすると、リスクの高い投機に手を出して大損…となるケースもあります。自分の身の丈に合わせたお金の増やし方で、リスクを抑えながら目標を達成していきましょう!
リスクなしでお金を増やす方法【収入編】
続いて、具体的にリスクを抑えながらどのようにお金を増やしていけば良いのか?について解説します。
まずは収入をアップさせる方法について見ていきましょう。
転職・キャリアアップで給与を上げる
まずは、自身の基本給を上げられないか…について見ていきましょう。つまり、「転職・キャリアアップ」で給与を上げるという方法です!
今や人手不足による売り手市場はどの産業においても深刻化しています。そして空前の大ブームが起きているのが転職市場です。現職の給料などに不満がある、今いる会社に未来を感じない…といった場合はもちろんですが、自分のスキルがより活かせる企業に転職したい、企業側が自分をスカウトしたいスキルを持つ自負がある、という積極的な理由の方が転職は上手くいきやすいです。
キャリアアップで給料を一気に伸ばしましょう!
副業やアルバイトをする
また、スキマ時間を上手く使った副業やアルバイトも収入を増やす手段の一つです。
今やどこでもネットにつながる現代、通勤時間や家にいる時間でも仕事を請け負うことはできます。さらに、タイミーやウーバーイーツなど空いている時間を使った副業アプリも非常に増えてきており、気軽に副収入を得ることができるようになりました。
副業やアルバイトで副収入をゲットするのはもちろん、副業で培ったスキルを使ってキャリアアップが狙えることも!一石二鳥の副業でお金を増やしましょう。
不用品を売る
お金を増やすという意味では、不要品をリサイクルショップやフリマアプリで売るのも一つの手と言えます。
もう読まなくなった本、使わなくなったギター、置き場がなくなって放置している家具や家電など…おうちに眠っている不要品はありませんか?不要品を売ればお金にもなるし、家の中のスペースも広がって一石二鳥!
また、実家にいらない物が無いかを聞いてみるのも良いでしょう。バブル期に買ったけど使ってないジュエリーや宝飾品があったらラッキー!高騰している金を売って高額を手にするチャンスです。
もちろんまだ使うものを安易に売ると、買い戻すのによりお金を使うのでやりすぎは禁物。また、旦那さんや奥さんの所有物という場合、必ずご相手の許可を取ってから売るようにしましょう。
リスクなしでお金を増やす方法【支出を抑える】
続いて、支出を抑えて使えるお金を増やす方法を解説します。
支出を抑える方法は非常に多いですが、その中でも特に簡単に始められて節約効果が大きい4つの方法について解説します。
格安SIMへの乗り換え
出費を抑えるには、まず、スマホ料金を見直してみましょう。
ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアの場合、データ料金だけで月額7,000円以上かかることもありますよね。端末を分割で買っていたら1万円以上になることも!ですが、格安SIMの会社を利用すればデータ料金がかなり安くなります。
例えば、基本はWi-Fiで十分だから月に3GBで十分!というケースを考えると、楽天モバイルなら1,078円〜、povoなら990円〜という超お得な料金でスマホが利用できます。月20GBくらいは使うという方も、2,000円程度で使える格安SIM会社は非常に多いのでとってもお得!
乗り換えキャンペーンも上手に活用して月数千円を浮かせるチャンスです。
ふるさと納税をする
会社員の方は「ふるさと納税」も活用してみましょう。
ふるさと納税とは、全国にある自治体に寄付を行うことで、その分税金が安くなり、なおかつ返礼品ももらえるという制度です。高級なお肉やお魚がもらえる自治体もあれば、「鶏肉5kg」やトイレットペーパーなど日用品がもらえる自治体もあるので、買い物の量を減らして節約することができます。
最近ではふるさと納税は非常に簡単にできるようになったので、まだやったことがないという方はこの機会に始めてみてはいかがでしょうか?
4月~6月の残業を減らす
「4月〜6月の残業を増やすと手取りが減る」と聞いたことはありませんか?
毎月給料から天引きされる社会保険料は、毎年4月〜6月の給与を元に計算され、その結果が9月〜翌年8月の1年間にわたって適用されます。そのため、4月〜6月に残業手当を多くもらい給料が増えると、その分天引きされる社会保険料も増えるというわけです。
もちろん、社会保険料は会社と折半で支払う物なので、厚生年金や傷病手当金が増えるというメリットはあります。ですが、残業を頑張るなら7月以降の方が良いでしょう。
ポイ活する
「ポイ活」とは、買い物をした時などにもらえるポイントを集め、また活用することで生活をより豊かにしていく活動を指します。いらないものを無駄に買ってお金を浪費する…なんてイメージがあるかもしれませんが、全く逆!
スキマ時間で節約に取り組めて、現金にも替えられるポイントがどんどん貯まるので、とってもお得です。
より効率的なポイ活をする場合はある程度知識が必要になりますが、XやYouTubeで見られるポイ活インフルエンサーの投稿などを参考にすればほとんど網羅することができます。インフルエンサーすら見つけていないポイ活を発見できれば…ガッチリ儲けることができるかも?
リスクなしでお金を増やす方法【投資編】
最後に、投資によるお金の増やし方について解説します。
投資と言うと、どうしても元本割れのリスクを考えてしまいますよね。もちろん100%儲かる投資というのは存在しませんが、NISAやiDeCo、クレジットカード投資といったリスクを抑える投資は、「投資しないリスク」よりリターンに期待できます。
株式投資
投資といえば株を思い浮かべる方も多いでしょう。特に株に投資すると言った場合、「株式投資」と「投資信託」のいずれかを使うことになります。
株式投資とは、1つの企業の株式を購入し、利回りや売った時の利益で稼ぐことを指します。投資信託とは、証券会社がセレクトした会社の組み合わせから1つを選び、グループ全体の株価が上がれば利益になるという投資方法です。
株式投資は配当金や株主優待などが貰える反面、少し株価が下がるだけでも大損失になる場合も。投資信託は放って置いても数年〜数十年スパンならお金が増えやすく、初心者の方にはとてもおすすめです。
新NISA
新NISAは、株式投資をお得に利用できる税制優遇制度です。
日本では、株式投資で得た利益に20%の税金がかかります。ですが、新NISAの口座を作って取引を行うと、1年で360万円、合計で1,800万円まで購入した株式に関しては、税金を払わなくて良いのです!
それぞれの株式はもちろん、投資信託でも新NISA口座で購入するなら税金が優遇されるので、お得に投資を始めるチャンス!インフレにより「投資しないリスク」が大きくなっている中、新NISAの活用は定期預金より堅実なお金の増やし方と言えるでしょう。コツコツ今から積み立てて、将来の人生設計に役立てるのがおすすめです。
iDeCo(イデコ)
iDeCo(イデコ)とは、「個人型確定拠出年金」とも呼ばれる、自分で掛け金や運用方法を決められる私的年金のことです。
月々5,000円から始められるiDeCoは、定期預金、年金保険、投資信託などの運用方法を自分で選択できます。しかも、掛け金については所得控除され、所得税や住民税が安くなるというおまけ付き!
さらに、運営期間中は運営益を非課税で貰えるし、受取時は退職所得控除(公的年金等控除)が受けられてもらえるお金も多い…という、超超超お得な年金制度なのです!
ただし、加入すると原則60歳からしか受け取れないので、直近でお金が欲しい人にはおすすめできません。リターンとリスクを考慮して掛け金を決めましょう。
お金を増やす方法の注意点
最後に、お金を増やすにあたり注意しておきたいポイントを解説します。
お金を積極的に増やそうと思うと、どうしてもデメリットを考える必要があります。ご自身のリターンとデメリットを天秤にかけ、デメリットの方が重いと感じたら無理に行動する必要はありません。どう言った点がデメリットになりやすいか、具体例とともに解説します。
投資には元手のお金と多少のリスクが必要
投資を行う際は、元手となる資金が無いことには意味がありません。借金して借金の利率以上に投資で稼げるなら良いですが、一般のトレーダーには非常に難しいので、まずは収入を増やす・支出を減らすことで資金を用意してから投資に臨みましょう。
また、株式投資や投資信託は、元本割れのリスクがどうしても伴います。日本は失われた30年からようやく抜け出し、株式市場も好調となりつつありますが、景気はいつ後退するか分かりません。現金や安定資産(金など)をある程度持っておき、何が起きても大きくマイナスにならないような資産構成を目指しましょう。
転職は仕事の相性などもよく考える
今は空前の転職ブームであり、少し不満があると転職を考えてしまう方も多いかもしれません。
ですが、本当に必要な転職なのか、よく吟味すべきです。
給与面が多少良くなったと言っても、慣れない仕事や一からの人間関係の構築は、予想以上に労力を使います。また、転職の回数が多いと「うちの会社も長く居てくれないのでは?」と採用担当から敬遠されるケースも。
前向きな転職なら良いのですが、「転職したらバラ色の仕事が待っている!」と安易に考えず、転職エージェントとも相談しながら慎重に職場を決めましょう。
まとめ
ここまで、できるだけリスクを低くしつつお金を増やす方法について解説しました。つまり簡単にまとめると、「収入を増やす、支出を減らす取り組みをして元手を大きくする→ある程度リスクの低い投資に回して資産を増やす」というサイクルが回っていくことで、少しずつお金が貯まっていく…ということになります。
世間は投資ブームですが、仮想通貨やFXなど、値動きが激しい投機ゲームに挑んで大金を失うような人がたくさんいるのも事実です。一瞬で全てを失うハイリスクなマネーゲームより、ローリターンでもリスクを抑えた投資で人生は十分豊かになります。世の中の制度を上手に活用して、お得に資産形成を頑張りましょう!