バカラのカードカウンティングは意味ない?やり方・勝ち方を徹底検証

ブラックジャックの攻略法として有名な「カードカウンティング」は、マサチューセッツ工科大学の学生たちによって考案、実践され大成功を収めました。この事件は「ラスベガスをぶっつぶせ」という映画になったほどです。

実は「カードカウンティング」はバカラでも非常に有効な攻略法であり、バンカーとプレイヤーのどちらが勝ちやすくなっているかを判断しやすくなるため、攻略法を使わない運任せのプレイよりも数倍稼げるようになります。

このページではバカラにおける「カードカウンティング」のやり方・勝ち方を徹底検証して紹介します。

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バカラのカウンティングとは?

バカラのカウンティングとは?

バカラのカウンティングとは、テーブル上に出たカードを記憶または記録しておくことです。

バカラに使用されるトランプはジョーカーを除いた52枚の1セット(以後1デッキと呼びます)を6~8デッキ分混合して使用されます。全てのカードはディーラーによってシャッフルされた後、シューと呼ばれる箱に保管され、そこから順番にカードを取り出してゲームが進行します。

1~9のカードは数字の通りに扱われますが、10・J・Q・Kの4種類は「0」として扱われます。

例えば「0」として扱われるカードがたくさん出ていて、シューの中に「0」カードが少ないと分かっているだけでもゲームの勝敗の予想がしやすくなり、数字のカードをそれぞれ厳密にカウントすれば精度が上がることになります。

バカラのカウンティング方法

バカラのカウンティング方法

バカラのカウンティング方法は、ゲーム中にテーブルに出たカードを記憶もしくは記録するだけなのでとても簡単です。記憶しておくのは大変なので事前にメモ用紙を準備しておいて出たカードの数字に「正」の字を記入するやり方が分かりやすくて良いでしょう。

また、プレイするカジノのバカラでシューに収められるカード枚数が何デッキ分(シューの最大枚数)を調べておいてください。各テーブルのインフォメーションやルール解説に記載されています。使用されるカード枚数を知ることにより、カウンティングの効果や精度が高まります。

さらに、カウンティングを始めるタイミングも大切です。シュー内のカードがすべて新しいカードに交換されたタイミングからカウントを開始しましょう。途中からカウントを始めてしまうと、どのカードが多く出て、どのカードが少ないのかを正確に把握することが難しくなります。

バカラのテーブルは複数設置されていることが多いので、あちこち巡って、カード交換中のテーブルや、シュー内のカードが少なくなっているテーブルを見つけましょう。

カウンティングで使われる基本用語

カウンティングについて語るとき、必ず使われる用語がありますので解説します。デック(デッキ)、シュー、ディスカードホルダー、カットカードは頻繁に出てくる用語なので覚えておくとカウンティングの方法が理解しやすくなります。

デック(デッキ)

デック(デッキ)

デック(デッキ)とはジョーカーを除いたトランプ1セットのことです。A(1)~K(13)まで13枚のカードがあり、ハート、スペード、ダイヤ、クラブの4種類で構成されていますので、13枚×4種類=52枚が1デッキとなります。

バカラでは6デッキもしくは8デッキを組み合わせてシャッフルされた後、シューと呼ばれる箱にまとめて入れられ、シューからカードを1枚ずつ取り出しながらゲームが進行します。

シュー

シュー

シューとはバカラで使用するカードをまとめて入れておく透明の箱のことです。箱が透明なのはプレイヤーにすり替えなどのインチキをしていないことを示すためです。

シューはディーラーに向かって右側に置かれており、中にはシャッフルされた6デッキもしくは8デッキ分のカードが入っています。ディーラーはシューからスライドさせるような動作で1枚ずつカードを抜き出してテーブルへ並べます。

ディスカードホルダー

ディスカードホルダー

ディスカードホルダーとは使用済みのカードを収納する箱です。ディスカードホルダーはディーラーに向かって左側に置かれており、ゲームが終わるたびに使用済みとなったカードを集めて収納します。カウンティング済のカードと言うことも出来ます。

カットカード

カットカード

カットカードは、シャッフルされたカードの山に差し込まれるプラスチック製のカードで、ゲームの進行状況を示す目印となります。通常、カードの束のおよそ3分の2の位置に挿入されます。

カードの束はシューに入れられ、ゲームがスタートします。ゲームが進むにつれてカードが減り、カットカードが現れると、その時点での残りのカードは使用されずに、新しいカードの束と交換されます。

これは、カードカウンティングと呼ばれる攻略法への対策として行われます。もし、すべてのカードを使い切ってしまうと、次にどんなカードが出るのかが完全に予測できてしまうためです。

カットカードの挿入位置はランダムですが、カードの束の下の方に挿入された場合、次のシャッフルまでのゲーム数が多くなり、カードカウンティングの精度を高めることができます。

バカラのカードカウンティングの例

それではカウンティングの情報を基に、バンカーとプレイヤーの勝敗をどのように推理していくのかについて解説をします。

バンカーとプレイヤーのどちらが有利になるのか?その条件を見ていきましょう。その前にバカラの勝負において3枚目が配られる条件を知っておく必要がありますので、こちらも解説します。

3枚目が配られる条件とは?

3枚目が配られる条件とは?

バカラは基本配られた2枚のカードを合計し、値下一桁の数値で勝負します。条件によって3枚目が配られ、3枚の合計値で勝負します。3枚目のカードが引かれる条件について、詳しく解説します。

①プレイヤー、バンカーに共通する条件

プレイヤー、バンカーのどちらかが
「9」か「8」の場合
3枚目は配られない。
プレイヤー、バンカーのどちらも
「7」か「6」の場合
3枚目は配られない。

②プレイヤー側の条件

①の条件に外れており、
プレイヤーの2枚の合計が「0~5」の場合
3枚目が配られる。
①の条件に外れており、
プレイヤーの2枚の合計が「6」か「7」の場合
3枚目は配られない。

③バンカー側の条件

2枚の合計値が7~9の場合 3枚目は配られない。
2枚の合計値が6以下の場合 プレイヤーの3枚目までの合計値によって決まる
※下の表参照

バンカー側の条件で合計値が6以下の場合は表にまとめましたので参考にされてください。

※横軸:プレイヤー、 縦軸:バンカー

無し 0 1 2 3 4 5 6 7 8
0 H H H H H H H H H H
1 H H H H H H H H H H
2 H H H H H H H H H H
3 H H H H H H H H S H
4 H S S H H H H H S S
5 H S S S S H H H S S
6 S S S S S S H H S S
7 S S S S S S S S S S

H…ヒット(3枚目を配る) S…スタンド(3枚目を配らない)

プレイヤーが有利になる条件

プレイヤーが有利になる条件

シューの中に「0(絵札:J、Q、K)、A、2、3、4」のカードが多く残っている場合は、プレイヤーが有利です。

例えばこのような条件でプレイヤーの2枚のカードの合計が「5」になった場合、プレイヤーに3枚目のカードが配られますが、「4」以下のカードが多いため「9」に近づく可能性が高く、「8」以上になればルール上バンカーに3枚目が配られないため勝ちになります。

またプレイヤーの2枚のカードの合計が「4」以下の場合でもプレイヤーは3枚目で「9」に近づき、バンカーは3枚目を配られないか、配られても「0(絵札:J、Q、K)、A、2、3、4」が出て、プレイヤーの合計値を超えられない可能性が高いです。

そのため、シューの中に「0(絵札:J、Q、K)、A、2、3、4」のカードがたくさん残っている場合は、プレイヤーが有利な状況に変わりはありません。

バンカーが有利になる条件

バンカーが有利になる条件

シューの中に「6、7、8、9」のカードが多く残っている場合は、バンカーが有利です。

例えばこのような条件でプレイヤーの2枚のカードの合計が「5」、バンカーが「4」になった場合、プレイヤーに3枚目が配られますが、合計値が10を超えてしまい、小さな数値となる可能性が高く、バンカーに3枚目が配られずバンカーの勝ちになります。

このようにプレイヤーが「5」以下の数値を出していても3枚目で「0」に近い弱い数値になりがちで、バンカーに3枚目が配られずにバンカーが勝つ状況が発生しやすくなります。

オンラインカジノのライブバカラで実際に検証!

実際にバカラのカードカウンティングをやってみましょう。今回は、分かりやすいように「エヴォリューションのスピードバカラ」を例に説明します。まず、シンプルな方法として、紙とペンを用意し、出てきたカードの数を「正」の字で数えていきます。

エヴォリューションのスピードバカラでは、8つのデッキが組み合わされてゲームが行われるので、「A~9」のカードは各32枚、「10~K」の0と数えられるカードは合計128枚あることになります。

  1. カードをシャッフルした直後にカウンティングを始める

    カードをシャッフルした直後にカウンティングを始める

    カウンティングを始めるタイミングは、カードがシャッフルされた直後からです。ゲームの履歴が記録されていないテーブルを選びましょう。

  2. 場に出たカードを見て記録を付ける

    場に出たカードを見て記録を付ける

    カードの数字を見て記録を付けていきます。この場合は「7・3・1・6・8・0」に正の字を追加していきます。

  3. カウンティングしシューの中に残っている カードからどちらが有利か予想する

    カウンティングしシューの中に残っている
カードからどちらが有利か予想する

    20ゲームの統計を取ってみた結果は「1~4」が23、「6~9」が39だったのでシューの中には「1~4」が多く残っていることがわかります。つまり、プレイヤーに有利な状態だと言えるでしょう。

  4. 有利な方にベットする

    有利な方にベットする

    有利なプレイヤーにベットした結果、見事勝利しました。

バカラの代表的なカウンティング方法

全てのカードを1枚1枚忠実にカウントするのもいいですが、記録しながらのプレイは大変なので以下のようなもっと簡単にカウントする方法を紹介します。簡略されたざっくりしたカウントですが、しっかり効果を発揮できますのでぜひ参考にされてください。

バンカーが有利になる条件

バンカーが有利になる条件

プレイヤーに有利なカードとバンカーに有利なカードの2種類に分けて記録していきます。こうすることで記録の際に数字を探す手間が省けるため、プレイヤー4枚、バンカー1枚のように瞬時に記録できます。

また、記録結果を見れば、現在プレイヤーとバンカーのどちが有利な状況なのかが一目瞭然となり判断が早くなります。記録の際は漢字の「正」を記入する方法が速くて結果の見極めもしやすいのでおすすめです。

ハイローシステムでカウントする

ハイローシステムでカウントする

ハイローシステムは10、J、Q、Kの4種類を「+1」、6、7、8、9の4種類を「±0」、A、2、3、4、5の5種類を「-1」として計算し、「+」が大きくなればバンカーが有利、「-」が大きくなればプレイヤーが有利となります。

数値大きくなればなるほど精度が上がりますので、「+」か「-」の数値が大きい場合に有効です。

1ゲーム目 プレイヤー「10(+1)」「8(±0)」、
バンカー「A(-1)」「3(-1)」→「-1」
2ゲーム目 プレイヤー「4(-1)」「2(-1)」、
バンカー「5(-1)」「2(-1)」→「-4」
3ゲーム目 プレイヤー「6(±0)」「K(+1)」、
バンカー「3(-1)」、「4(-1)」→「-1」

全て合わせると「ー6」とマイナスが大きくなったのでプレイヤー有利と言えるでしょう。

バカラカウンティングの注意点

バカラカウンティングの注意点

バカラカウンティングはとても有効な攻略法ですが、以下のような注意点があります。

  • ゲームの終盤にしか効果を発揮しない
  • カードを全て使い切らずにシューがリセットされる
  • ライブバカラでしかカウンティング攻略法は使えない
  • 本場ランドカジノでは禁止されている

これらの注意点について詳しく解説します。

ゲームの終盤にしか効果を発揮しない

バカラカウンティングはシューがリセットされた序盤では効果がありません。シュー内のカードが1/3程度に減るまでカウントを続けることによって、シュー内のカードの偏りが顕著になり予想の精度が上がります。

カットカードが出るとシューがリセットされますので、カットカードの位置が深い場合は予想的中の可能性が高くなります。カットカードの位置が浅い場合は、頑張ってカウントしても予想精度が上がる前にリセットされてしまいます。

ゲーム終盤、シューの残りカードが少ない状態がバカラカウンティングの効果を発揮できる条件となりますので注意しましょう。

カードを全て使い切らずにシューがリセットされる

バカラカウンティングはゲーム終盤にしか効果を発揮しないことを解説しましたが、シューのカード全てを使い切るまでゲームが進行した場合、最後のゲームでは100%結果を予想できるため、大金をベットして大儲けが可能になってしまいます。

そのため、カウンティングや不正防止も兼ねてシュー内のカードが残っている状態でリセットされます。リセットのタイミングはランダムで挿入されたカットカードが出たら次のゲームを行わずにリセットされます。

カットカードの挿入位置はシューの後半1/3以降になる場合が多くシュー交換の際に確認できます。そのためカットカードがより深い位置に入った場合はカウンティングの精度が上がった状態で勝負できることになります。

ライブバカラでしかカウンティング攻略法は使えない

オンラインカジノにはビデオゲームのバカラがありますが、表示されるカードは1ゲームごとに回収され乱数調整によって表示されるしくみになっています。

そのため使用するデッキ数やリセットのタイミングなどという概念が存在するのか定かではなく、カウンティングは無意味です。カウンティングを行うのであればライブバカラでプレイしましょう。カードシャッフル、シューの交換など全て目視で確認しながらプレイできます。

本場ランドカジノでは禁止されている

本場のランドカジノではカウンティングは禁止です。禁止になるほど有効な攻略法ということです。

ランドカジノではプレイヤーはスタッフやディーラー、監視カメラによって常に監視されており、メモを取る行為や帽子をかぶって目線を隠す行為は禁止されています。カウンティングの疑いが高いプレイヤーは行動をチェックされており、見つかると強制的に退場させられる場合があります。

オンラインカジノのライブバカラにおいても、シューのリセットの少し前あたりからしかベットしないプレイヤーはチェックされる可能性が高いです。毎日このようなプレイスタイルだと規制される可能性がありますので、調整しながらプレイすることをおすすめします。

早速実践しよう!おすすめオンラインカジノ

ここまで記事を読まれた方は実践してみたくなったのではないでしょうか?実践してみたいけどいきなり入金して試すのは不安だと感じる方のためにオンラインカジノでは無料ボーナスを配布しています。

カジノに登録するだけで、お試しとしてボーナスをもらうことが出来ますので、もらったボーナスでカウンティングの効果を試してみてください。カジノが設定する出金条件をクリアすると勝ち金を引き出すことも出来ます。ノーリスクでカウンティングを実践してみてください。

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カウンティングで使えるツールアプリ

バカラのカウンティングはとても強力な攻略法です。しかし、記録が面倒だったり、記録をミスしたら効果を発揮できなかったりします。そんな方のためにバカラのカウンティングに特化したAndroidアプリが配布されています。

記録の効率化、簡略化や勝敗の確率と期待値を計算することも出来ます。このようなアプリを使えばカウンティングが簡単に高精度で実行できますので、試してみるとよいでしょう。

まとめ:バカラのカードカウンティングは勝率を上げるのに有効!

バカラのカードカウンティングは勝率を上げるのにとても有効な攻略法です。

さらに効果を高め利益率をアップさせるには、ベッティングシステムと組み合わせる方法があります。高精度の攻略法にマーチンゲール法やパーレー法などのベッティングシステムを組み合わせれば1ゲーム当たりの利益率も上がりより効果的に勝ち金を増やすことができるでしょう。

カウンティングに組み合わせ可能な攻略法やベッティングシステムを多数紹介していますのでぜひご覧ください。

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こんにちは!ウエノヒトシです。みなさんから親しみを込めて「上の人」と呼んでいただいています。ネットカジノJPの運営を一手に担っており、サイトの最新情報や役立つ知識を日々更新しています。長年のギャンブル経験を生かし、オンラインカジノにも深い愛情を持って8年が経ちました。勝利への鍵となる必勝法を研究し続けており、いつか皆さんに完璧な勝ち方をお伝えできる日を夢見ています。

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