パチンコ店の回収日はいつ?絶対行ってはいけない日と勝つための戦略を解説

パチンコ屋には、設定や釘が甘く勝ちやすい「開放日」と、設定も釘も厳しく負けやすい「回収日」の2つがあります。

もう少し正確に言えば、イベント日などの開放日以外は、全部回収日と考えたほうが良いでしょう。回収日にパチンコ屋に行っても、やはりなかなか勝てるものではありません。

このページでは、パチンコ店の「回収日」について解説します。パチンコ店に行くべきではない日や、回収日でも勝てるコツなど、回収日に関する様々な戦略について分かりやすく解説します!

9分で読める記事です

パチンコの回収日とは?

パチンコで連敗する人がやりがちなNG行為

パチンコ店は、設定や釘の開き具合などによって、ある程度どれくらいの利益を出すのかコントロールすることで運営されています。

このうち「回収日」は、設置機種の設定を低めにする、もしくは釘をあまり開かなくすることで、プレイヤーへ出玉をあまり還元しない日ということになります。

もちろんパチンコ店も慈善事業ではありませんので、回収日などを使って利益を確保する必要があります。ただ、プレイヤーがわざわざ回収されに行く必要はありません。回収日はあまり店に行かない方が良いでしょう。

回収日にパチンコ店が行っていること

回収日には、パチンコ店はこのようなことを行っている場合が多いです。

  • 低設定を多く入れる(9割以上が設定1〜2。たまに設定4があるくらい)
  • 釘設定を悪くする(メイン機種で良くてボーダーマイナス2〜1。バラエティはマイナス4〜)
  • リセットの恩恵が強い台は据え置き
  • 天井が狙えるゲーム数の機種や差枚マイナスが大きいスマスロはリセット

最近はホールの状況も大変厳しく、特定日ですらベタピン(全台設定1)…という毎日回収日のお店も見かけるようになりました。ハイエナ稼働は別ですが、やはり回収日はプレイヤーは厳しい戦いを強いられるようです。

開放日との違い

とはいえ、パチンコホールもお客さんに「出る店だ!」と認知してもらえないと、ユーザーが他の店に流れていってしまいます。そのため、定期的に「開放日」と呼ばれる日を設定し、お客さんを呼び込んでいます。開放日では、

  • 高設定が比較的多く入る。特に設定に素直な機種ならシマ全体が456になることも
  • 特にメイン機種の釘設定が甘くなる
  • 全台リセット、もしくはリセットされている台が多い

のように、かなり期待できるようになっています。

現在パチンコ店は(緩和されてきたものの)イベント告知ができません。ですが、旧イベント日やライター・演者の来店日、ゾロ目の日などは開放日になることが多いです。そういったイベント日は抽選に多く人が集まるので、ある程度開放日かどうか見分けることができます。

回収日に設定されやすい日を解説

回収日というのは、基本的には「開放日以外の全日」と考えてもらった方が良いのですが、特に何もしなくても人が集まりやすい時期は回収日に設定されていることが多いと言えるでしょう。

特にパチンコはほとんど回収日(スロットはある程度還元されることが多い)であると考えておくと、立ち回りがある程度しやすいです。

続いて、回収日に設定されやすい日について詳しく解説します。

給料日・年金支給日

パチンコで連敗する人がやりがちなNG行為

まず、給料日前後は相当回収日になりやすいです。

やはり給料日の直後はサラリーマンの財布のヒモが緩みますよね。好きな台が空いていたら座る人が多いということは、普段より渋い設定でもみんな打つわけです。そのため、多くの企業の給料日である25日や15日から数日は設定が意図的に落とされている場合があります。

同じ理由で偶数月の15日、つまり年金支給日も回収日であることが多いですが、お年寄りに人気のある台は別です。やはり今の時代、お年寄りに人気のないホールはやっていけません。そのため、海物語シリーズやジャグラーなど、高齢者でも打ちやすい機種は狙っても良いでしょう。

週末・土日祝日

週末や土日、祝日についても同様に回収日であることが多いです。理由は簡単で、平日に打てないサラリーマンの方が打ちにくるからです。

パチンコホールからすれば、土日は売り上げの生命線。基本的に土日にどれだけ売り上げがあるかがパチンコホールがやっていけるかの指標になります。

つまりこの日に利益を回収するのが、一番効率の良い運営方法と言えるでしょう。そのためイベント日でもない限り回収日であることは間違いありません。

また、普段は比較的空いているホールでも、土日祝は何もしなくても人が入ります。なので、設定で集客する必要はありません。

ですが人が多ければ設定が低くてもガツンと出る台はあるので、周りから見ると高設定だから出たのかな、じゃあ他にも高設定があるかも…と勘違いするユーザーは多いでしょう。この「稼働マジック」に騙されないようにしましょう。

大型連休(GW・年末年始など)

ゴールデンウィークや年末年始は、はっきり言って最悪の回収日です。

GWや年末年始などの大型連休は、いつもの週末以上に暇を持て余したサラリーマンや高齢者、大学生などが暇つぶしにパチンコホールに来店します。やれ1月1日はゾロ目だ、5月5日はゴーゴーだからジャグラーだ、などと言いながら…

年に数回のこのチャンスをパチンコ屋が逃すはずはありません。ホールで勝ちたいなら、大型連休に特攻するのは(エナ稼働以外では)避けましょう。

イベント日・新装開店前

イベント日だからと言って油断は禁物です。確かに今はSNSもあるので、ガセイベントなんて起こった日にはすぐに炎上してしまいます。そのためイベント自体がガセになることはあまりありません。

ですが、イベント日だと行ってもホールがトータルで損失を出すというのはほぼあり得ません。目立つ機種(メイン機種や設定示唆が多く出る台)に数台設定6を置いておき、あとは設定1〜2で営業する、というタイプのイベント日も普通にあります。

やっぱりイベント日はプレイヤーもなかなか店を離れられないという心理が働くので、そこを狙った回収に注意しましょう。新装開店時は気合の入っているホールも多いと思いますが、周りが出ている雰囲気に飲まれて「高設定かもしれない!」と投資し続けるのはやめましょう。

ホールごとの回収パターンをチェック

それ以外にも、ホールごとに回収パターンが異なる点には注意が必要です。

例えば雨の日の場合、パチンコ屋は繁盛します。建設業・土木業の方は仕事休みになりますし、アウトドアレジャーにも出かけられないので暇な人が増え、パチンコホールに訪れる客が増加する傾向にあります。

それを狙って回収するホールが多いので、天気予報が雨の日は注意しましょう。

その他にも、開放日の翌日、ゾロ目の日など、ホールによってはド回収の日というのも存在するので、ユーザーの多さなどから回収日なのか開放日なのかをチェックすると良いでしょう。

【2025年最新版】パチンコ回収日カレンダー

回収日が多い・開放日が多いが一目でわかるカレンダーを作成しました。ただし、これはあくまで一般的な傾向に基づいたものであり、ホールごとに回収パターンは異なります。そのため、参考程度にご活用ください。

1月 【回収日が多い】
3大回収月の1つ。特にお正月の連休は要注意。
2月 【回収日が多い】
2月はどの業界も売り上げが落ちやすく、回収日になりやすい。
3月 【開放日が多い】
引っ越しシーズンや年度末が重なる為閑散期になりやすい。
4月 【開放日】【回収日】半々
4月前半も引っ越しなどで開放日になりやすいが、月末はGWで回収日になりやすい。
5月 【回収日が多い】
3大回収月の1つ。GWは特に要注意。
6月 【開放日】【回収日】半々
雨の日は回収日になりやすいが、晴れの日は夏休み前で開放日になりやすい。
7月 【回収日が多い】
ボーナス支給日以降は回収日になりやすい。
8月 【回収日が多い】
夏休みで回収日になりやすい。特にお盆の連休は要注意。
9月 【開放日】【回収日】半々
ホールの売り上げによっては開放日に。シルバーウィークは回収日になりやすい。
10月 【開放日が多い】
ホールの売り上げによっては開放日に。
11月 【開放日が多い】
ホールの売り上げによっては開放日に。
12月 【回収日が多い】
3大回収月の1つ。クリスマス後からの冬休みは要注意

回収日でも勝てる立ち回り方

パチンコで勝つための実践的なコツ・立ち回り方

とはいえ、開放日以外には絶対に行かない!というのも難しい話ですよね。また、回収日でもきちんと立ち回ることによって、利益を出すこともできます。

そこで、回収日でも勝てる立ち回り方について解説します。

ホールの営業傾向を把握する

まずは、プレイするホールの回収日が何日なのかを確認しましょう。

先ほど説明したように、パチンコホールの回収日は土日祝日や大型連休、給料日後などであることが多いです。しかし、それを逆手にとって土日にも良い設定状況だったり、逆にゾロ目の日なのにド回収だったりと、珍しい回収日の設定になっている店舗は少なくありません。

あくまでも土日祝や連休・給料日後の回収日は「全国的な傾向」なので、ホールによっては全くスケジュールが異なる場合があります。

実際に行ってみたり、ホールが公開しているデータを確認したり、掲示板などを確認してみる(大抵誇張して書かれていますが…)ことで、回収日がいつなのかを確認しておくのがおすすめです。

平日や連休明けを狙う

これも全国的な傾向ですが、土日祝日よりは平日の方が設定が良い場合が多いです。平日も訪れる常連客に多く還元することで、長くパチンコホールで遊んでもらう狙いがあります。

そのため、土日祝に遊ぶよりも、平日プレイして設定の良い台を狙いましょう。特に連休明けの平日は狙い目!期待値モリモリのお宝台を発掘できる大チャンスです。

「サラリーマンだから土日しか遊べないよ…」という方は、仕事終わりの2時間が特にオススメ。

特にジャグラーなどは、設定5・6が濃厚といった台でも空いていることがあります。Aタイプの大当たり履歴を見て、良さそうな台を打ってみるだけでも、年間収支がグッと上向くチャンスですよ!

「新装開店」「新台入荷」時を狙う

今のパチンコ店は、「出ます!」「全6!」のようなイベント告知を全面的に禁止されています。ですが、「新装開店」や「新台入替」などの告知はOKです。なので、実質的には「新装開店」や「新台入替」などが告知されている日は開放日の大チャンス!

特に新装開店やリニューアルオープンなどは店舗も出玉のアピールがしたくて気合が入っています。そのため新装開店日は特に設定が甘い場合が多いです。逆に言えば新装開店日すらブッコ抜くような店舗はずっとベタピンホールなので打たなくて良いです。

また、ライターやパチンコ演者の来店イベント、特定の商品の入荷(例えばジャグラー関連商品が入荷されたらジャグラーが熱い、など)などにヒントがある場合もありますので、店舗からの情報は欠かさずチェックしましょう。

パチンコのボーダー理論を活用する

パチンコには「ボーダー理論」というものがあります。ボーダーとは、簡単に言えば「期待値がちょうどプラマイ0円になる回転数」のことです。

例えばボーダーが18の場合、1,000円をパチンコの機種に使って、回転数が18回以上であれば期待値はプラス、17回以下なら期待値はマイナスになります。

ボーダー以上の台を常に打っていれば、1回1回での期待値にブレはありますが、全体で見たときにプラスになる可能性が非常に高まります。

もちろん回収日より開放日の方がボーダー以上の台は多くなるものの、回収日でもメイン機種の場合はボーダー以上に設定してあるお店が多いので、回収日を気にせずに遊ぶことができます。

パチンコ回収日に騙されないための注意点

パチンコで勝つための実践的なコツ・立ち回り方

ふとパチンコホールに立ち寄ったら、ドル箱を積んでる人がたくさんいる!もしかして今日は特定日(開放日)か!?

なんて考えたことがある方も多いでしょう。しかし、実は普通の回収日だったりします。回収日なのに開放日と勘違いすることのないよう、騙されないための注意点について解説します。

出ているように見せかける仕組み

過疎ってるホールだと、回収日は人が入らないので一目瞭然です。ですが、駅前にあるお店などは、回収日でも人が多く入るのでイベント日のように勘違いしがちと言えます。

また、パチンコホールは「出てるな〜」と錯覚させる仕掛けがたくさんあります。例えば…

  • 角台など目立つところに高設定を設置し、出玉をアピール。他の台は低設定でしっかり回収(逆手にとって角に入れないホールもある)
  • 低設定でも自分のヒキによっては大爆発できる台を大量に設置して、派手な出玉を演出。
  • ドル箱を小さくして、何箱も積んでいるように見せる。
  • ドル箱が必要ないスマパチ・スマスロの場合、「10,000発突破」「2,000枚突破」などのPOPをプレイヤーの席の後ろに設置。

プレイヤーに気持ちよく打ってもらうための企業努力…とも言えますが、結果として回収日を見つけるのが難しくなっているとも言えるでしょう。開放日と間違えて大きく損失を出さないように注意しましょう。

倒産しそうなホールに注意

現在、パチンコホールを取り巻く環境は日に日に悪化しています。

コロナ禍によりネットでできるギャンブルが人気を集めたことでパチンコ・パチスロの人気が減ってきたことに加え、電気代や人件費の高騰、以前よりユーザーがお金を使ってくれなくなった、などの理由からパチンコ店は利益を出すことが難しくなっています。

オンラインカジノやスポーツベットのように世界中のプレイヤーから利益を取れる(ため、その分プレイヤーに還元できる)ネットギャンブルと比べると、パチンコホールは1店舗あたりで取れる利益に限界があるので倒産を余儀なくされる店舗も少なくないのです。

倒産しそうなホールは旧イベント日にもガッツリ回収しますし、ある日突然倒産して貯玉が返ってこない(返ってくる場合も貯玉相当分のカタログギフトだけで現金は返ってこない)というケースも珍しくありません。

「この店、昔より全然イベント日に還元してないな…」と思ったら注意してプレイするようにしましょう。貯玉もこまめに引き出すことをおすすめします。

パチンコの回収日についてのFAQ

最後に、パチンコの回収日に関するよくある質問について解説します。

毎月25日は回収される日って本当?

パチンコホールは、毎月25日から数日間は回収日に設定していることが多いです。

理由としては、サラリーマンの給料日で一番多いのが「毎月25日」だからです。やっぱり給料日は気が大きくなって、ちょっとパチンコくらい遊ぶか〜と財布の紐が緩くなる人も多いはず。そこをパチンコ店は狙ってきます。

また、15日が給料日という企業も多いので、その日も回収日にする場合があります。また、25日が土日祝に被っている場合、直前の平日が給料日になるので、当然回収日もその日にズレます。ただ、逆に給料日前は開放日になる店も多いので狙い目です。

回収日と開放日の見極め方の簡単な方法は?

今のパチンコホールはメリハリを持って運営しているところが多いので、基本的には「開放日以外は回収日」と考えておいて損はありません。

回収日は、先ほど解説した土日祝日、大型連休、給料日後であることが多いです。開放日はホールによって異なりますが、過去にイベントをやっていた日付(旧イベント日)や新台入替日、ライター・演者の来店イベント日などが該当します。

まとめ:回収される日を避け、勝てる日に戦略的に立ち回ろう!

パチンコホールには、設定や釘が厳しくプレイヤーが負けやすい「回収日」と、設定や釘が甘くプレイヤーが勝ちやすい「開放日」の2つがあります。現在はメリハリのある運営を行うホールが多いので、開放日以外は回収日に設定されていることが多いです。

回収日はプレイヤーはなかなか勝てないので、積極的に行くのはやめた方が良いでしょう。ですが、例えばゾーンや天井をハイエナで狙ったり、仕事終わりにAタイプの良さそうな台を履歴打ちするなど、期待値を積むことはできます。

回収日も味方にできれば、パチンコで安定的に勝つことができるかも!?

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今回の記事を書いた人

こんにちは!ウエノヒトシです。みなさんから親しみを込めて「上の人」と呼んでいただいています。ネットカジノJPの運営を一手に担っており、サイトの最新情報や役立つ知識を日々更新しています。長年のギャンブル経験を生かし、オンラインカジノにも深い愛情を持って8年が経ちました。勝利への鍵となる必勝法を研究し続けており、いつか皆さんに完璧な勝ち方をお伝えできる日を夢見ています。

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