パチンコの左打ちとは?初心者に分かりやすく解説

パチンコの初心者の方がつまづきがちなのが、「左打ち」です。

別に球が打ち出される分にはどこを目掛けて打っても良い気がしますが、ずっと右に打っていると「左打ちに戻してください」なんて警告されたりします。そこで、このページではパチンコの左打ちについて解説します。

左打ちをしなければいけないタイミングや左打ちのメリット、よりチャッカーへ球を入れるためのコツなどについて、初心者の方にも分かりやすく説明します。

9分で読める記事です

基本:なぜ左打ちと右打ちがあるの?

パチンコのやめどきを4分類して解説

そもそも、パチンコでは「左打ち」と「右打ち」の2つを使い分けなくてはいけません(海物語シリーズなど、たまに左打ちでも右打ちでもOKな機種もあります)。

左打ちとは、盤面の左側に向かって球を弱めに打ち出すことです。それに対し、右打ちとは盤面の右側を狙って球を強めに打ち出します。それでは、なぜ左打ちと右打ちの2つがあるのでしょうか?その理由とタイミングについて解説します。

【左打ち】台の回転数や玉の動きを安定させる段階

左打ちは、ボーナスが当たっていない時や、時短・確変に入っていない時など、通常プレイ中に推奨される打ち方です。

通常時は、球をスタートチャッカー(ヘソ)に入れることで抽選を1回受けられます。ですが、このヘソ抽選は、ほとんどの機種だと右打ちのルートでは入らないようになっています。そのため、左打ちのルートを使って、ヘソに球を入れるように打ちましょう。

できれば、玉の動きを見極めて「この場所に打つとよりヘソに入る」というポイントが分かると、期待値をプラスにして戦うことができます。

【右打ち】スピードをアップさせ大当たり時の効率をアップさせる効果

右打ちを行うタイミングは、アタッカーや電チューに入れる時、つまりボーナス時や時短・確変(ST)に入っている時です。

ボーナス中は、盤面の右の方にあるアタッカーに球を入れると出玉を獲得できます。

また、確変や時短中はヘソではなく電チューに球が入ることで抽選を受けられるので、右打ちすることでヘソを狙うよりも効率的に大当りが狙えます。

右打ちするときは「右を狙って!」のような指示が入るので、その通りにハンドルを捻って右に打てばOKです。左打ちに戻してと言われたらすぐにハンドルを弱めにして左打ちにしましょう。

パチンコの打ち出し方の基本:左打ちのやり方

続いて、まずパチンコの左打ちとはどんな打ち方なのか、どのように打ち出せば良いのかについて解説します。

間違えて強めに打ち出すと球が無駄になってしまうこともあるので、必ず最初に左打ちの方法をマスターしましょう!

まずはゆっくりと盤面左側に玉が流れるように打つ

まずは、パチンコ台の右下にあるハンドルを握って少しずつ右に回していきます。

すると、球が弱めに打ち出されます。この状態をキープして、盤面の左側に玉が流れるように打ちましょう。打ち出す力が弱すぎると球は戻ってきますが、無駄玉になることはありません。

むしろ右の方に流れてしまうと抽選が受けられず無駄玉になってしまうので、最初は弱めに打つことを心がけましょう。

玉の軌道をみながらスタートチャッカーに入るように調整する

基本的に盤面の左側に球が流れていればOKなのですが、ヘソ(スタートチャッカー)に入らないと抽選が受けられません。

そのため、玉の軌道を見ながらスタートチャッカーに入るように打ち出す力を調整します。台によっては「ここを狙って!」のような矢印が書かれていることがあるので、基本的にはその部分を狙ってハンドルを調整すればOKです。

あとは大当りが出るまで左打ちを続けましょう。

左打ちをすることによるメリット

そもそも、なぜパチンコの通常時は左打ちをしなければいけないのでしょうか?

球がパチンコ台に入ればどこを狙っても同じのような気もしますよね。続いて、パチンコの通常時で左打ちをするメリットについて解説します。

スタートチャッカーへの入賞率アップ

パチンコの左打ちは、スタートチャッカー(ヘソ)への入賞が期待できます。

そのため、左打ちを続けることによってスタートチャッカーへ球を入れ、大当りの抽選を受けられます。もう少し正確に言えば、一部の『海物語』シリーズや『フィーバークイーン』などの機種を除いては、左打ち以外でスタートチャッカーに入ることはありません。

右打ちで狙えるのは「電チュー」と呼ばれる抽選機能ですが、電チューは時短や確変時など決まった時にしか拾わないので、通常時に右打ちにする必要は全くないと言えます。

無駄玉の削減

先ほどの項目でも触れましたが、通常プレイにおける右打ちはほとんどの場合完全に損です。

ボーナスが当たっていない時でも、たとえば「遊タイム」などで電チューが開いている間は右打ちが必要になりますが、普通は通常時に右打ちが必要になる場面はありません。

左打ちでスタートチャッカーに玉が届くようにして無駄玉を削減することで、効率的に抽選を受けて大当りの近道になります。

左打ちのコツ

基本的には右に流れなければ、パチンコの玉が無駄になることはありません。

ですが、せっかくならより効率的な打ち方で期待値を積みたいですよね。続いて、より効率的にヘソに玉を入れるための、左打ちのコツについて解説します。

正しい打ち方

左打ちの一番のコツは、臨機応変に打ち出し方を変えてみることです。

機種や台それぞれに、どの場所に打てばよりヘソに玉が入るのかは異なります。たとえば弱く打つことで風車に乗った玉が右に流れやすくなったり、強く打つことでワープ釘に拾われてステージに玉が入りやすくなったりします。

どちらで打った方がよりヘソに入るのかは台によって全く異なるので、一つの打ち方に固執することなく様々な打ち方を試してみましょう。

また、最初はその打ち方でヘソに入っていたのに、後になって全然入らなくなった…なんてこともあります。

流石にパチンコ玉の熱膨張で入りにくくなることはありません(触れるくらいの温度なら熱による膨張率はほぼ0です)が、自分ではハンドルをガッチリ固定しているつもりでも、手で持っている以上はどうしてもズレるものなので、入らなくなったら別の方法を試してみてください。

左打ちに戻してくださいの警告が出るのはなぜ?

パチンコで遊んでいると、たまに「左打ちに戻してください」と大きな警告音が流れることがあります。

特に初心者の方にとっては、周りの人に聞かれると恥ずかしい…と思うことも多いのではないでしょうか?最後の項目として、パチンコで右打ちをした場合に、あんなに大きく「左打ちに戻してください」と警告される理由について解説します。

特にうるさいと不評なのが「リゼロ」の警告

ネット上で特にうるさいと言われているのは、『リゼロ』シリーズの「左打ちに戻してください」の音声ですね。

特に鬼がかりverは音量が大きく、音量設定を小さくしても左打ちの警告音声についてはボリュームが下がることはありません。これには他の台とは異なる理由があります。

リゼロの鬼がかりverは、3,000発ボーナスを出すために通常時でも右打ちでスルーを通ると抽選を受けられる仕組みになっています。そのため、通常時も右打ちのポケットで1/319を引き当てれば、80%で1,500発のボーナスが手に入ってしまうんです!

そのため通常時で間違ってボーナスを引くことがないように、大音量で警告されます。

なお、一応悪用できなくもないですが、通常時は1変動に8分間かかる上にラッシュ抽選は受けられないので、あんまり効果的とは言えません。

理由「左打ちをしないとプレイヤーが損するから」

なんで「左打ちに戻してください」と警告されるのかというと、簡単に言えばメーカーの良心です。

つまり、「この台では右打ちしても通常時に抽選されないから、左打ちに戻さないと大当りにならないよ」と言ってくれているんですね。なので、左打ちに戻してくださいという警告を受けたら、ハンドルの勢いを弱めて左に玉が行くように調整しましょう。

まぁ、3〜4発玉が右に流れたくらいで左打ちしろと言われるのはうるさいですが笑ちなみに、あんなに大音量で警告される理由としては、パチンコを打たれるお年寄りの方でも聞き取れるような音量設定になっているからだそうです。

左打ちのまとめ

パチンコにおける左打ちは、大当りをゲットするためには必須の技能です。

現在のパチンコ台のほとんどは、右打ちするとヘソ(スタートチャッカー)に玉が入らないため、左打ちでヘソを狙う必要があります。

また、台によってヘソに入りやすい打ち方も異なり、弱く打って風車を右に流したり、強めに打ってワープ釘に拾ってもらったりと戦略が大きく異なります。

まず初心者の方は、「通常時は左打ちして、右側に球を流さない」「大当りしたり、確変や時短に入ったら右打ちする」ということを徹底して遊びましょう。慣れてきたら止め打ちなどのテクニックもマスターすることで、より効率的に大当りが引けるようになります。

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