「チンチロ」といえば、サイコロを振って出た目によって役を作る遊びです。 居酒屋ではサイコロ2個を使ってハ……
チンチロリンの役の強さ一覧|出やすい役や同じ目が出た時の勝敗について解説

3つのサイコロと丼さえあればできる「チンチロリン」は、気軽にスリルが味わえるゲームとして大きな人気を集めています。賭博のイメージが強いと思いますが、仲間内の飲み会でやっても盛り上がるのでとってもおすすめです!
このページでは、チンチロリンの役と強さ、どれくらいの配当がもらえるのか?について解説します。役さえ知っておけばチンチロはすぐ遊べるので、まずは役の種類を覚えましょう!
9分で読める記事です
チンチロリンの役とは?種類と意味を解説
チンチロのルールはとっても簡単です。使う道具は3個のサイコロと丼だけ!親と子の立場を決めて、子がチップを賭け、順番にサイコロを振り、その出目に応じて役が決まります。子は役に応じて、張った金額の5倍の配当をゲット!
以下の項目では、チンチロリンの役の名前と、どの組み合わせで成立するのか、また出た場合の配当について解説します。
ピンゾロ

ピンゾロはピン(1)のゾロ(目)、つまり3つのサイコロ全てが1だった場合に成立する役です。出現確率は1/216と大変難しく、その分最強役に指定されています。出た段階で即勝ちとなり、賭けた金額の5倍を配当として獲得できます。
ゾロ目(アラシ)

ゾロ目は、3つのサイコロ全てが同じ出目だった時に成立する役です。ただし、ピンゾロとは区別されるので、数字が2〜6のゾロ目と考えると良いでしょう。別名を「アラシ」と言います。
なお、アラシについては出現しても即勝ちとはならず、親と子のどちらが良い役だったかを確認した上で勝利時に3倍の配当がもらえます。ちなみに、もしアラシ同士になった場合は、数字が大きい方が勝利です。
シゴロ

シゴロは、3つのサイコロが「4」「5」「6」の組み合わせだったときに成立する役です。4・5・6が1個ずつ揃ってないといけません。
シゴロもピンゾロと同じく出た段階で即勝ちとなり、賭けた金額の2倍を配当として獲得できます。
通常役

ここまでが特殊役でしたが、チンチロは基本的に「通常役」の数字によって勝敗をつけるゲームです。
3つのサイコロを振って、「2つが同じ数字、もう1つが異なる数字」だった場合に、通常役が成立します。この時、同じ数字になっている2つは関係なく、唯一の出目の強さによって勝敗が決まります。
例えば、サイコロが「2・2・5」だった場合、出目は5という扱いになります。残りの2つのサイコロは勝敗には関係なく、もし親と子が同点だった場合も勝敗を決めるために使われることはありません。「1・1・5」でも「6・6・5」でも、目はいずれも5です。
役なし

チンチロは、出目に応じて最大3回サイコロを振ることができます。
サイコロを振ってピンゾロ、アラシ、シゴロ、通常役、ヒフミといった役が出現せず、ションベンもしなかった場合は「目なし」となり、もう一度振り直すことができます。これを3回行い、3回とも目無しになった場合は「役無し」になります。
役無しの場合はその時点で負けとなり、賭けた金額をそのまま支払う必要があります。
ションベン

チンチロは丼の中にサイコロを投げ入れますが、1個でもサイコロが丼の外に出ると「ションベン」になります。
ションベンは1回でもやってしまった時点で負けとなり、賭けた金額をそのまま支払う必要があります。まだ1〜2回しか振っていなかった場合でも、振り直しをすることはできません。
ヒフミ

ヒフミはチンチロにおける最悪の役です。3つのサイコロがそれぞれ「1」「2」「3」だったときに成立します。1・2・3が1個ずつ揃ってないといけません。
ヒフミの場合はその時点で負けとなり、賭けた金額の2倍を支払う必要があります。
どの役が一番出やすい?

チンチロの役の中で、圧倒的に出やすいのは「通常役」です。
そもそもチンチロは、役が出るまで最大3回まで振り直すことができるため、「役なし」になる確率はかなり低くなっています。中でも、「ゾロ目」「シゴロ」「ヒフミ」などの特殊役に比べて、通常役は圧倒的に出やすく、全体の約7割以上が通常役になると考えてよいでしょう。
逆に言えば、残りの約25%程度の確率で、ゾロ目やシゴロなどの特殊役が出現するため、意外と多くの場面で盛り上がりを見せます。
なお、通常役の中でどの目が出やすいかについては、1〜6までの数字に偏りはなく、すべて同じ確率となっています。
親と同じ目だったときはどちらが勝つ?
チンチロの細かいルールは地域や人によっても違うので一概には言えませんが、一般的なルールだと親と子が同じ目だった場合は「ワカレ」という扱いになります。ワカレになった場合、子は賭けたチップをそのまま戻します。そのため賭け金が動くことはありません。
なお、通常目、ゾロ目の役については6が一番強く、1が一番弱い(ピンゾロは除く)とされています。その出目が同じであれば、基本的にはワカレです。
ちなみに、同じ目だった場合は親が勝つというルールになっている場合もあります。
チンチロの役のQ&A
最後に、チンチロの役に関するQ&Aについて解説します。仲間内で楽しむのはもちろん、今人気のギャンブル四兄弟のYouTubeを見る際にもチンチロ役は覚えておいて損はないでしょう。
チンチロのアラシとは?
チンチロにおける「アラシ」とは、ピンゾロを除くゾロ目のことを指します。つまり、2・2・2〜6・6・6の5つのゾロ目のことです。
アラシが出現した場合は賭けたチップの3倍を獲得できますが、即勝ちではなく子も振ることができます。両方アラシが出現した場合、数字が大きい方が勝ちとなります。
チンチロで1番強い役は?
チンチロで一番強い役はピンゾロです。1・1・1のゾロ目がピンゾロと呼ばれています。
もちろん1・2投目で目無しだった場合でも、最後に1・1・1が揃えばピンゾロが確定する最強役です。出現した時点で即勝ちとなり、賭けた金額の5倍を獲得できます。
まとめ
3個のサイコロと丼さえあれば楽しめるチンチロは、役もそんなに数は多くありません。通常役の決め方と、特殊役の順番さえ知っていればOK!
ピンゾロ→アラシの数字が大きい順→シゴロ→通常役の目が大きい順→目無し・ションベン→ヒフミ、という部分だけ知っていればチンチロはすぐに楽しめます。
チンチロはたくさんローカルルールもあるので、仲間内だけの特殊な役を決めてみるのもおすすめです。