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パチンコの期待値とは?『勝つ』ために大事な期待値理論をわかりやすく解説☆

パチンコのことを調べていると「期待値」という言葉をよく目にするのではないでしょうか。実はパチンコで勝とうと考えた場合、この期待値というものを把握することが非常に重要となるからです。
もっとはっきり言ってしまえば、期待値を知ることによってパチンコで勝てるようになります。というわけで、パチンコと期待値の関係について突き詰めていくことにしましょう。
13分で読める記事です
そもそも期待値とは?わかりやすく解説

「期待値」という言葉はある事象に対してその見返りの量を指します。
例)1/10で1万円が当たるくじがあるとします。残りの9/10はハズレで0円だとすると、期待値は
(10000×1+0×9)÷10=1000…即ち、期待値は1000円です。
では、この期待値を求めると何ができるのでしょうか? これは理論上のリターンとなるわけですが、これが分かると分の良いギャンブルなのかそうでないのか、早い話、勝てるギャンブルなのか勝てないギャンブルなのか、さらには一般的には勝てなくとも、とある工夫や条件を見つけ出せば勝てるようになるギャンブルなのかが判明します。
パチンコもギャンブルの一種。期待値を基準にして打つことを心掛ければ、必勝は無理でも長い目で見て勝てるギャンブルへと昇華できるようになるという次第です。
一般的な期待値の計算式
期待値を求めるには「当たった時にいくらもらえるのか?」と「当たりはどんな頻度で起こるのか?」を知る必要があります。よくある例えですが、コイントスでコインの表が出れば当たりとし100円貰え、裏なら残念な0円だった場合、コインの裏表が出る確率はそれぞれ半々の1/2ですので…
- 表→100円×1/2=50円
- 裏→0円×1/2=0円
となり、期待値は50円となります。
同様に、サイコロを振って出た目に100を掛けた金額が貰えるというルールならば、
- 1→1×100円×1/6=16.667円
- 2→2×100円×1/6=33.333円
- 3→3×100円×1/6=50.000円
- 4→4×100円×1/6=66.667円
- 5→5×100円×1/6=83.333円
- 6→6×100円×1/6=100.000円
となり、それぞれ求めた値の合計は350円。これがこのゲームでの期待値ということになります。
そこで、そんなゲームの参加費用を踏まえた視点で加味してみることにしましょう。これがもし一回300円ならば、350円-300円で平均50円ずつ儲かることが分かります。これを期待収支と言い、ギャンブルで勝とうとした際の物差しとなるわけですが、とにかく期待値が分かるようにならないと話が始まりません。
パチンコにおける期待値とは?

期待値、期待収支の捉え方はざっくりと理解できたと思います。今度はそれがパチンコにも当てはめることができるのかを考えてみましょう。
結論から言ってしまうと、そっくりそのまま使うことができます。
パチンコでは大当たり一回で獲得できる平均出玉と初当たり抽選確率が分かれば、期待値や期待収支の算出が可能。ただし、現代パチンコは確変突入率と確変継続率が異なったり、条件次第でラウンド数の振り分けが別になっていたりと、特に平均出玉に関する部分で簡単には計算できないようになっています。
ですが、ここでは昔ながらの比較的シンプルなスペックを参考例に考えていきましょう。
結論から言ってしまうと、そっくりそのまま使うことができます。パチンコでは大当たり一回で獲得できる平均出玉と初当たり抽選確率が分かれば、期待値や期待収支の算出が可能。
ただし、現代パチンコは確変突入率と確変継続率が異なったり、条件次第でラウンド数の振り分けが別になっていたりと、特に平均出玉に関する部分で簡単には計算できないようになっています。ですが、ここでは昔ながらの比較的シンプルなスペックを参考例に考えていきましょう。
パチンコの期待値の計算の仕方
ここでは分かりやすく2つのスペックを基にパチンコで勝ち負けゼロ、つまりチャラになる期待値を求めていきます。
① 大当たり確率が1/100で一回の大当たりが1000玉のみという機種大当たり確率 | 1/100 |
---|---|
大当たり獲得出玉 | 一律1000玉 |
備考 | 確変などは非採用 |
これは先に例として挙げたコイントスのスケールアップバージョンです。コイントスの1/2がパチンコの1/100に、リターンの100円が1000玉に置き換わったというだけ。
1000玉×1/100=10となり、10玉で1回スタートチャッカーに入れられるような調整の台であれば、チャラとなることが分かります。
② 大当たり確率が1/240、確変突入率が大当たりの1/2、確変継続率が大当たりの3/4、確変・非確変問わず大当たり1回で1000玉を獲得できるという機種大当たり確率 | 1/240 |
---|---|
大当たり獲得出玉 | 一律1000玉 |
確変突入率 | 1/2(50%) |
確変継続率 | 3/4(75%) |
だいぶ複雑になってきましたが、慣れてくればまだ暗算でどうにかなる範疇のスペック。先述のサイコロゲームに似た考え方で対処できます。
まず、初回の大当たりが非確変(通常)なのか確変なのかのケースで分けて考えましょう。確変継続割合が一定の場合、1から継続率を引き算した逆数になります。
つまり、1-3/4=1/4が求められ、この逆数は「4」となるので平均4連チャンということに。ただし、これが確変部分のみの平均連チャン数であり、最後は非確変で当たって終了となるため、初回確変時の平均連チャン数は4回に最後の1回を足して5回となります。
- 初当たりが確変→平均5連チャン→5000玉獲得で終了
ということになります。
一方の初回非確変は単純に
- 初当たりが非確変→1000玉獲得で終了
になります。
これらをトータルすると、初当たりが非確変、確変の割合がそれぞれ1/2なので、
5000×1/2(初回確変)+1000×1/2(初回非確変)
=3000玉が一回の大当たりの期待値。
初当たりに対しては、3000玉使って初当たり確率の逆数である240ゲームを回せれば理論上はチャラということです。
そのため、12.5玉以内で1回スタートチャッカーに入れられるような調整の台を打てば、長いスパンで勝てるということになります。
パチンコでは期待値をボーダーラインという形で捉える
このようにパチンコでも期待値は求められることが理解いただけたはずです。ところが…「12.5玉以内で1回スタートチャッカーに入れられるような調整の台を打てば勝てる」と言われても、正直なところ全くピンとこないと思われます。
そこでパチンコプレイヤー内でよく用いられるのは「ボーダー理論」と呼ばれる概念を共有しています。
これは最初に現金投資を行うというパチンコの特性上のこともあり、千円で何回スタートできればチャラになるのかという極めて実戦向きな形で数字を出してあげるという考え方です。
例えば、4円パチンコでは千円=250玉分なので、上で挙げた
①の機種なら250÷10=25回…
つまり、千円で25回の台ならチャラ。
②の機種なら250÷12.5=20回…
つまり、千円で20回がボーダーライン(損益分岐点)になります。さらに発展させて、このボーダーラインよりも多く回る台を探すことが勝つための立ち回りということになります。
【最新】最強のパチンコ現行機種ランキングTOP5
ここからは現役で稼働しているパチンコ機種の中で最強のパチンコを独断でピックアップしていきます。
そんな現在のパチンコは多様なスペックで作り出されており、何をもってして最強と呼ぶのかは判断が分かれるところですが、話題で人気のラッキートリガー機能(LT)を利用した出玉期待値を中心に最強機種を5つ紹介しておくことにします。
順位 | 機種名 | メーカー | 大当り確率 |
---|---|---|---|
1 | P戦国乙女7 終焉の関ヶ原 | アムテックス | 約1/399.6 |
2 | eぱちんこ押忍!番長 漢の頂 | 大都技研 | 1/179.5 |
3 | eフィーバーからくりサーカス2 魔王ver. | SANKYO | 1/399.9 |
4 | eゴッドイーター TRIPLE BURST | サンセイR&D | 1/199.5 |
5 | P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver. | 大都技研 | 1/319.6 |
1位『P戦国乙女7 終焉の関ヶ原』

メーカー | アムテックス |
---|---|
大当り確率 | 約1/399.6 |
RUSH突入/継続率 | 55%/77% |
大当たり時出玉 | 約280or1000個 |
(C)AMT
LT突入時の期待出玉値が現行1位となっているのが、アムテックスの『P戦国乙女7 終焉の関ヶ原』です。気になるその数値は…なんと、14668個!! ここにきて導入が盛んになっているLT機市場の中でもトップに輝きました。その数値の高さゆえ、一撃コンプリートを達成したいという人には是非とも打ってみて欲しい存在となっております。
なお、出玉試験という部分があるにせよ、この14668個という平均出玉はLT機の枠で許されている理論値のほぼ上限。今後大きく規制が緩和されないのならば、本機がそのまま歴史上最強の爆発力を誇るパチンコ台だと記録されるかもしれません。
2位『eぱちんこ押忍!番長 漢の頂』

メーカー | 大都技研 |
---|---|
大当り確率 | 1/179.5 |
RUSH突入/継続率 | 25%/80%(通常) |
大当たり時出玉 | 約300or3000個 |
(C)Daito
パチスロでも大人気である押忍!番長シリーズがLT機でも大人気!! いや、異次元の人気を獲得しております。
スペック面では何かがNo.1という飛び抜けた箇所はないものの、LT突入確率が約1/720とLT界でトップクラスのハードルの低さ。そして、気になるボーダーラインの低さも現行機で2位付近ではないかと囁かれており、LTを身近に体感しやすく手を出しやすい意味でこの圧倒的な稼働率を誇っているのかもしれません。
さらには大都技研センス溢れる演出群も打ち手の脳を焼きに大評判。間の取り方、視覚的煽り、落ちブル、そして先バレの期待度…出玉面だけでなく純粋にデジパチとしての面白さを堪能したければ打たないわけにはいかないでしょう。
3位『eフィーバーからくりサーカス2 魔王ver.』

メーカー | SANKYO |
---|---|
大当り確率 | 1/399.9 |
RUSH突入/継続率 | 約50%/80% |
大当たり時出玉 | 1500~7500個 |
原作/藤田和日郎「からくりサーカス」(小学館少年サンデーコミックス刊)/(C)藤田和日郎・小学館/ツインエンジン Licensed by Sony Music Labels Inc.,/(C)SANKYO
パチンコ業界最強メーカーSANKYOがリリースした『eフィーバーからくりサーカス2 魔王ver. 』を第3位に挙げておきましょう。こちらはLT中の一撃性能というよりはその増え方を支持。現行機種で最強の出玉増加速度を実現しているという噂で持ち切りとなっており、インターネット上では1時間で10万発近い速さだったという報告も。
もしLTがずっと続けば…という条件付きにはなりますが、瞬く間に大量の出玉が払い出されていく快感を味わいたいならデーモンと化した加藤鳴海に夢を託してみてはいかが?
4位『eゴッドイーター TRIPLE BURST』

メーカー | サンセイR&D |
---|---|
大当り確率 | 1/199.5 |
RUSH突入/継続率 | 64%/80% |
大当たり時出玉 | 154~1500個 |
GOD EATER TM Series & (C)Bandai Namco Entertainment Inc. (C)Bandai Namco Sevens Inc., (C)SANSEI R&D
LT突入時に得られるであろう純粋な期待出玉値が最強ということで君臨していたのが、サンセイR&Dが世に送り出した『eゴッドイーター TRIPLE BURST』。
LTでの期待出玉12000個級がズラリと名を連ねる中で早々に頭一つ分抜けた14136個を実現していたのですが、P戦国乙女7に追い越されてしまいました。それでも数値上の話であって、内に秘める破壊力は微塵も陰りが見えたわけではありません。
スペック的には少し特殊で、ジャッジメント突破後の「神バトルRUSH RAGE BURST」では1~3セットでの継続率が変化するのが特徴。その名の通りトリプルとなる3セットめは最大継続率となる約93.4%もあり、安心して継続バトルを楽しめるという特徴があります。
5位『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』

メーカー | 大都技研 |
---|---|
大当り確率 | 1/319.6 |
RUSH突入/継続率 | 55%/100%(※右打ち中) |
大当たり時出玉 | 300~3000個 |
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活製作委員会, (C)Daito
第5位には大都技研の『P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.』を入れておきましょう。ゲーム性もよく、1回あたりの平均獲得出玉も高い機種ではありますが、実はLT非搭載。それでも最強の現行機の一角として扱ったのには理由があります。その理由とは…期待値。
現行機では最高の水準で、そのボーダーラインは4.0円等価交換なら千円あたり15.5回と言われています。
パチンコはボーダーラインが優秀でも無条件で有利とは言えず、むしろ回らない調整を施されてしまいがち。必ずしも「低ボーダー⇒優秀なスペック⇒勝ちやすい」という図式は成り立ちませんが、他の機種の台と同じ回転数なら鬼がかりver.を打っておくべきということになります。
パチンコ期待値についてのよくある質問
パチンコで期待値を手掛かりに立ち回ることを覚えてくると、これってどう解釈すればいいんだろう…このように、ちょっとした疑問が出てくるかと思います。そんな「パチンコ期待値についてのよくある質問」を解説していきましょう。
期待値を積むとはどんな意味?
巷で言われている「期待値を積む」という言い回し。これについては、「計算上間違いなく勝てるくらいよく回る台で勝負したのに負けてしまった」といった不運系の納得いかないケースを食らった場合に使われがちな言葉です。
大前提として、ボーダー理論にしても長い目で見ればトータルで勝てるというだけであって、その日に必ず勝てる保証をしているわけではありません。
恐らくここまでは誰しもが理解しているであろうことだと思いますが、問題はその先で「期待値を積む=納得のいかない不運で受けた負け分まで返ってくる」というニュアンスを含んでいるところにあります。
そのため、とことんまでデジタルに判断する派からしてみれば「今日負けたのもたまたまであり、今後大きく勝ててもそれすらたまたま」というドライな結論の下、嘲笑の対象ということになります。
また、ボーダー理論はちゃんと理解していても夢も追いたい派からしたら「今日の負けはいつかその分が大きくなって戻ってくる」という希望込みの未来に繋げる意見を出してきます。
このようにして「期待値を積む」という言葉は、人によって受け取れるものが少し違ってくる不思議な存在であります。どっちが正しいとは言えないため、好きな方の意味合いで使ってみればいいでしょう。
期待値が高くても勝てないのはどうして?
どんなに期待値が高い状況で勝負できても、どこかで運による部分が生じ、一日の営業時間内では必勝とはいかないのがパチンコというものです。ギャンブルという奥深さを感じさせるところでもありますが、実は同じ期待収支であってもその行方を大きく左右させる要素があります。
それは「波の荒さ」。期待収支が+5万円となる調整の台があっても、大当たり確率が1/100の甘デジ帯と派手なスランプが売りのLT機とでは勝率が違ってくるので注意。手堅さも重視するのであれば、よりおとなしいスペックの方を選ぶようにしましょう。
逆に言えば、波が荒い機種では期待収支を若干割り引いて評価する癖を身につけておくのがベターです。
パチンコの期待値についてのまとめ
パチンコの期待値というものはあくまでもあらゆる可能性を全て足し算した結論に過ぎません。どんなに高い期待値に巡り合っても勝利を保証するものではないことに注意しましょう。
しかしながら、期待値というものからもう一つひねって導き出されるボーダー理論というものを当たり前のように百戦錬磨のパチンコプレイヤーが共有していることから、ボーダーラインを超えて勝負し続ければ、好結果を生み出しやすい、即ち誰でも実践できる攻略法があるということになります。
期待値、期待収支の考え方をマスターし、ボーダー理論を我が物にできればパチンコで副収入を得ることも決して難しいことではありません。