パチンコ会員カードは作るべき?メリット・デメリットを徹底解説!

パチンコ屋で「会員カードはお持ちですか?」と聞かれることがありますよね。
でも、作るのが面倒そうだから断っている…なんてことはありませんか?パチンコ屋の会員カードはとってもお得!長く遊べるし、貯玉できるし、端数も無駄にならないため、パチンコ屋でプラスを目指すなら必須のカードと言えるでしょう。
このページでは、パチンコ屋の会員カードのメリットや注意点、作り方などについて紹介します。
パチンコ会員カードとは?使える機能をわかりやすく紹介

まず、パチンコ屋で会員カードを作ると何ができるのか、について解説します。
ずっとこれまで現金投資で遊んできた…という方は、大きく損している可能性も高いです。ぜひ会員カードでお得に楽しみましょう!
貯玉システムで玉の端数もムダなしに交換できる
ほとんどのパチンコホールでは、会員カードを作ると「貯玉・貯メダル」ができるようになります。
貯玉とは、パチンコやスロットで稼いだ玉やメダルを景品に交換せず、次回利用できるようになるシステムです。
そのため、次回は現金を投入する必要がなく、お金の負担がない状態でプレイすることができます。
いちいち交換する手間が省けるのはもちろん、景品に交換できない端玉を次回も繰り越して使えるのも大きなメリットと言えるでしょう。特に都内は金の高騰により小景品でも2,000円となっている店舗が多いので、端玉が無駄にならないのは大変お得になると言えます。
パチンコ会員カードの作り方と必要なもの

続いて、パチンコの会員カードを作る方法について簡単に説明します。
どのお店でも作り方はほぼ一緒ですが、身分証が必要になるため必ず入れておきましょう。
本人確認書類(身分証明書)の提示が必要
パチンコ会員カードは貯玉機能があるため、デビットカードに近い性質を持ちます。
その分カード作成はある程度厳格な本人確認が必要になることから、「写真付きの身分証明書」が必須となっています。
運転免許証が最も分かりやすいですが、マイナンバーカード、パスポート、運転経歴証明書など顔写真付きなら基本的になんでもOK。顔写真がない証明書についてはそれぞれのホールでお問い合わせください。
申し込みはカウンターで簡単!書類記入だけ
カウンターに行き、「会員カードを作りたい」と店員さんに伝えると、1枚の紙が渡されます。
そこに氏名や住所、電話番号といった必要事項を書き込めばOK!特にDM(ダイレクトメール)が必要でなければ、「DMは送らないでほしい」の欄にチェックを入れると良いでしょう。紙をカウンターに提出すれば、あとは店員さんが確認作業、発行手続きを行ってくれます。
入会金・年会費なし!その場で即日発行が可能
カードはホールにもよりますが5分〜15分ほどで即時発行され、受け取ることですぐに使えるようになります。
特に入会金や年会費といったものは発生せず、無料で使えるのでとってもお得!
ただし、発行から数年間ずっと使わなかった場合、会員資格を失ってカードが使えなくなることがあるので注意が必要です。また、再発行に手数料がかかるホールもあるため、紛失には注意しましょう。
パチンコ会員カードのメリット
続いて、パチンコホールで会員カードを作るメリットについて詳しく解説します。
会員カードはとにかく、パチンコホールで損をしないための鉄則です。ホールで効率的に利益を出したいなら、初見のホールでも必ずカードを作る癖をつけておきましょう。
貯玉で再プレイできるから閉店間際などカウンターに並ばずに済む
会員カードを作ると、その日から貯玉ができるようになります。
貯玉再プレイのメリットは、もちろん翌日に現金を使わないようになるというのはもちろんですが、それよりも「いちいちカウンターに並ばなくても良い」のが大きなメリットと言えるでしょう。
特に閉店1時間前以降はカウンターも混雑しますので、わざわざカウンターに並ばずに済むのが非常に使い勝手が良いポイントです。
また、「会員カード様は10分の延長遊技が可能!」と決まっていることもあり、例えば本来22時40分で終了だけどカード会員は50分までOK…というホールもあります。閉店で取りきれない!というリスクを抑えることができるという点でも、お得に遊べると言えるでしょう。
端数が無駄にならない
玉やメダルを特殊景品に交換する場合、交換できる最低金額が決まっています。
この最低金額に満たない玉やメダルのことを「端玉」といい、お菓子などに交換することになるのでとてももったいないです。最低金額が100〜200円の店舗なら別に良いですが、都内だと金の高騰により小景品でさえ2,000円になることも!
ですが、会員カードを使えば端玉も次回に繰り越して使うことができます。そのため端数を無駄にすることなくプレイできるというメリットがあります。
換金ギャップのリスクを抑えられる
また、再プレイができるということは、換金ギャップを最小限に抑えることができます。
例えば現金投資の場合、サンドに入れるときは25玉=100円なのに、景品に交換するときは28玉=100円とかになったりします(3.57円交換の場合)。なので現金投資をすると、100円ごとに3玉を失っているとも言えます。1万円だと300玉なので、全然バカにできませんよね。
ですが、貯玉プレイをすると、その玉は28玉=100円として交換するはずだった玉なので、現金投資よりも圧倒的にお得にプレイすることができるようになります。
パチンコのボーダーも、持ち玉比率が高いほど下がっていくのは確実なので、できる限り持ち玉・再プレイで遊ぶことを心がけましょう。
パチンコ会員カードのデメリット
続いて、パチンコの会員カードを持つことに関するデメリットについて解説します。
会員カードを持つ場合、以下のポイントに注意しないといけません。
・個人情報を詳しく開示しなくてはいけない
・DMやLINE登録などにより、ついつい打ちたくなる
・そのお店が潰れたとき、貯玉が現金で帰ってこない(貯玉数に応じてカタログギフトの商品と交換)
この中でも、個人情報の開示、つい打ってしまいたくなるといったポイントについて詳しく解説します。
個人情報の取り扱いに不安がある
パチンコの会員カードを作る際は、個人情報を記載しなくてはいけません。
貯玉ができる以上はデビットカードのようなものなので、なりすましなどを防ぐ必要があることから個人情報の開示は必須となっています。また、身分証明書も併せて出す必要があるので、嘘を書いてもバレます。
もちろん悪用などに使われることはまず無いですし、個人情報が流出しないよう最大限のセキュリティは備わっているはずですが、「そもそも嫌だ」という人も多いですよね。個人情報を出すのに抵抗感のある方は注意が必要です。
DMやイベント通知で誘惑が増える可能性も
また、メールアドレスや住所を紙に書くため、DMが自宅に届いたり、メールアドレスに届いたりする頻度が増えます。
またLINEの友達登録を行う店舗だと、「今日は新台入れ替え!」「今日は⚪︎⚪︎の商品入荷!」といった連絡が毎日のように届きます。
そうなると、やっぱり打っちゃいたくなるのが人の性ですよね。適当に打って負けないよう注意する必要があります。
パチンコ会員カードによる個人情報のバレについて
パチンコの会員カードを作ることによる「個人情報」が流出したり、悪用される危険性についてもう少し詳しく紹介します。
パチンコはホールコンピュータによって情報を一元管理されており、これはカードがあっても無くても一緒です。
悪用される心配はまず無いと考えられますが、流出のリスク自体は理解しておきましょう。
会員カード情報はホールコンピューターで細かく収集される
会員カードの情報は「ホールコンピュータ」という専用コンピュータで一元的に管理されています。
よく陰謀論的に「パチンコの利益はホルコンで遠隔操作されている!」なんてことを言われますが、そのホルコンではありません(そもそも風俗営業法により禁止されています)。
このホールコンピュータは、それぞれの台がどれくらいの玉やメダルを出したか、また近隣の競合店に比べどれくらいの客数がいるか、どれくらいプレイヤーが止め打ちしているのか…など、超詳しい情報が全部収集されています。
もちろん会員カード情報も収集されており、会員の遊技履歴や「どの台が好みなのか」といった情報も収集されるそうです。
会員情報が悪用されるリスクはある?
では、これらの会員情報が悪用されることはあるのでしょうか?結論から言うと、「まずあり得ない」です。
30〜40年前の、不正を物理的に見つけ出すのが難しかった昔ならあり得たかもしれませんが、今のパチンコホールで会員情報を使った不正…なんて、リスクしかなくてやるメリットが一切ありません。もし不正が判明した暁には、グループ全店無期限営業停止ですよ。
ただこの手のものは、100%絶対に無いと言うのは非常に難しいものなので、怖いなら会員カードは作らなくて大丈夫です。でもその分損をする覚悟はしておきましょう。
パチンコ会員カードのよくある質問
最後に、パチンコの会員カードに関するよくある質問について解説します。
貯玉に有効期限はあるの?
貯玉の期限は、一応表向きには全てのホールが設定していると思いますが、実際に数年行っていないからといって貯玉が無くなるお店というのは相当少ないと思います。
例えば最大手グループのマルハンでは貯玉期限を原則で1年間としているものの、実際のホールで本当に1年行っていないからといって貯玉が消えた例は聞いたことがありません。ただ、3年〜5年ほどいかないと会員情報が失効して、それに伴い貯玉が無くなるという店舗も少ないですがあるようです。また、ホールが潰れてしまった場合は、貯玉もその時点でなくなります。
なお、貯玉補償基金に加盟している店舗については貯玉額に応じてカタログギフトの中から商品を選ぶことができるものの、現金としては返ってきません。そのため、「このお店潰れそうだな」と思ったら貯玉をやめて現金化することをお勧めします。
会員カードを作ると勝率は上がる?下がる?
会員カードを作ってヒキが良くなるわけではありません。
ただ、「次回以降現金投資しなくて済む分損失が抑えられる」「端玉も次回に繰り越して使える」「非会員に比べて遊技できる時間が長い」という大きなメリットがあるため、会員カードを作るのと作らないとでは1来店で数千円単位の期待値の差が生まれます。
また、貯玉のシステムがある分、「どれくらい勝ったか」という家計簿的な役割も果たしてくれているので、趣味打ちする頻度が減って貯玉を減らさないような立ち回りが身につきます。
なので、長い目で見たときに勝ちたいなら会員カードは絶対に作るべきと言えるでしょう。
まとめ:パチンコ会員カードは作った方がお得?
パチンコの会員カードは、「貯玉」という獲得した玉・メダルを次回に使える機能が付いています。
特に換金ギャップがある非等価エリアのお店では、貯玉があるとないとでは期待値がまるで違います。
また端玉も次回に繰り越して利用でき、さらに閉店ギリギリでも打てるので、長い目で見たときにカードがあったほうが圧倒的に勝率が上がると言えるでしょう。
「カードがあると打ちたくなっちゃう…」という方や、もうこのホールには行かないといった店舗を除いては、会員カードは作り得です。お得に立ち回りたい方は、ぜひ会員カードの力を存分に使いましょう!