パチンコ・ギャンブルをやめる方法|依存症克服のための実践的アプローチ

ギャンブル依存症の中でも最も患者数が多いと言われているのが「パチンコ依存症」です。
やらない人にとっては、パチンコをやめるというのはとても簡単のように見えます。しかし、当の本人にとっては難しいもの。なかなか人に相談も出来ないし、また「パチンコが無くなったら俺の生活どうなるんだ?」のような不安もよぎるかもしれません。
そこで、このページではパチンコをはじめとしたギャンブル依存症から脱却するための5つの方法について解説します。これらの克服法を使えば、パチンコがなくても充実した生活が送れるようになりますよ!
9分で読める記事です
パチンコを本気でやめたい人へ|効果的な5つのステップ

「パチンコで超絶負けてしまった…」「ギャンブルのせいでいっつも金欠!もうパチンコ辞めたい!」などなど、パチンコを辞めようと思ったタイミングは誰にしもあると思いますが、なかなか本気でパチンコをやめるというのは難しいです。
なので、まずは環境作りからやりましょう。パチンコを本気で辞めたい!と思ったら、まずは生活の一部にパチンコがある状態を一旦リセットしましょう。
以下の項目ではパチンコから距離を置くための5つのアドバイスについて解説しているので、このうち出来そうなものを選んでパチンコを生活から切り離しましょう。
① キャッシュレス生活に切り替えて衝動を抑える
今時珍しく、パチンコ屋では現金以外で遊ぶことはできません。
つまり、現金さえ持っていなければパチンコは遊べないんです!この機会にぜひキャッシュレス生活に切り替えましょう!クレジットカードはもちろん、ペイペイ、交通系ICカードなど現金以外の決済方法はたくさんあります。
たくさんあるのが面倒だったらペイペイ一択にするなど、決済方法を一元化するだけでOK!できるだけ現金を持たないことで、パチンコに行く頻度を物理的に減らすことができます。
キャッシュカードを物理的に壊すのも手
とはいえ、キャッシュカードがあるとすぐに手元に現金が用意できてしまいますよね。
パチンコ屋の多くにATMが併設されているので、我慢できない…となる方も多いはず。そんな時は、キャッシュカードを使えないようにすれば良いです。キャッシュカードを物理的に壊すのも良いですし、銀行に伝えて利用停止してもらうのもオススメ。
さらにはあると行ってしまうパチンコ店の会員カードも、貯玉があるなら全部現金化してから、全部ハサミで切って捨てちゃいましょう。
② スマホ・PCの環境をリセットし、情報を遮断する
次に、パチンコに関する情報をシャットアウトしましょう。
例えばYouTubeでパチスロのチャンネルを見ていると、「おすすめ」で新台情報が流れてきたりしますよね。また、最近の広告はパーソナライズされているので、パチンコやギャンブルに関する広告が出やすいです。
そんな時はスマホやPCを買い替えて、パチスロの情報がおすすめされないようにするのがおすすめです。
また、そこまでやらなくともLINEのパチンコ店の友達登録を消したり、履歴を全てリセットしたり、YouTubeのパチンコに関するチャンネルは全部登録を外せばOK!別のチャンネルに切り替えて新しい動画を見ましょう。
フィルタリング設定でギャンブル関連サイトをブロック
パチンコに関する情報は、ブラウザアプリだとどうしても流れてきます。
そんな時はフィルタリングなどを使って、強制的にサイトを見られないようにするというのもおすすめです。Google Chromeをお使いの場合は、拡張機能から「Block Site」と調べるとページをフィルタリングできる機能を付けることができます。
無料のフィルタリング機能を使ってパチンコ情報をシャットアウトしましょう!
③ パチンコ店の仕組みを知り、時間とお金の無駄を実感する
「そもそもパチンコは無駄なことだ!」と思えば、パチンコに行くこともなくなるはずです。
パチンコホールは今や最盛期の半分以下の売り上げとなっており、それぞれのホールもカツカツで運営されています。
そんな中で釘が甘くなったり設定が入ったりする頻度は、以前と比べて圧倒的に少なくなっていると言えるでしょう。
少ないパイから獲物にされているのは、今パチンコを遊んでいるアナタ!…そう考えれば、いかにパチンコでお金をドブに捨てているのかが分かるはずです。
パチンコ店の近くを通らない・通勤経路を変更する
情報をシャットアウトしても、パチンコ店の近くを通るとつい入らずにはいられない…なんて方もいるかもしれません。
そんな時はパチンコ店の近くをそもそも通らないようなルートにしましょう。車で通勤しているなら、パチンコ店の近くを通らない経路にする。電車通勤ならパチンコ店が手前にない出口から歩く。
フラッと入ることがないように注意することが大事です。
④ 専門医・カウンセラーに相談し、計画的に依存症を克服する
自分だけじゃパチンコから離れられない!という方は、専門医やカウンセラーの方に相談するのがおすすめです。
昨今ギャンブル依存症の患者が増えていることに従い、依存症に関するカウンセラーや専門医の治療を簡単に受けられるようになってきています。
また、もしパチンコ依存症が身内にいるなら、家族のことを相談しに行ってもOKです。他人の助けも借りつつ、できるだけパチンコ依存症から脱却しましょう。
治療には時間とある程度の費用が必要
「アルコール依存症」「ドラッグ依存症」などの悲惨な末路を見れば分かると思いますが、依存症を治療するのはとっても根気が要ります。
これはギャンブル依存症でも同じです。ひとたび依存症になってしまったら、「完治」は望めません(脳が依存症の前の状態に戻ることはありません)。
それでも長い年月とある程度のお金をかけることで、病気と付き合っていくことはできます。治療に取り掛かるのが早ければ早いほど効果があるので、急いで取りかかりましょう。
⑤ 刺激の少ない趣味を見つけて、生活の楽しみをシフトする
パチンコと縁を切ると、それはそれで暇になってしまいますよね。特にこれといった趣味のない人はパチンコにハマりやすいです。
せっかくなので、新しい趣味を見つけて暇な時間を活動的に過ごしましょう!
手軽にできる読書やウォーキング、体を動かすなら登山やサイクリング、実益を兼ねるなら語学学習や資格の勉強、など人によって没頭できる趣味は様々。とりあえずやってみて、合う趣味を見つけてみましょう。
ドーパミンファスティングで徐々に刺激レベルを下げる
パチンコで大当たりが出ると、「ドーパミン」という興奮物質が放出されます。
このドーパミンに耐性がつき、より強い刺激を求める…これが依存症の正体です。
そのため、多くの心療内科では「ドーパミンファスティング」という治療を行っています。ファスティングとは「断食」のことで、この治療では徐々に刺激のレベルを下げていくことで少しのドーパミンでも快感が得られるようになるんです。
パチンコ以外の趣味だと興奮しないな…という方は、ドーパミンファスティングをお試しください。
パチンコの代わりにハマれるおすすめ趣味

これまで紹介した方法でパチンコという選択肢が頭の中から無くなっても、他の趣味がないと暇で暇でしょうがない!という方は多いはず。
そこで、パチンコに代わる趣味の中でも特に人気の高いものについて3つほど紹介します。
筋トレ・ランニングでストレス発散&健康促進
「体を動かす」ことには、脳内の良いホルモンを引き出す効果があると言われています。
例えば筋トレだと、エンドルフィンやテストステロンと呼ばれる脳内ホルモンが分泌されます。
またランニングなどの有酸素運動ではセロトニンと呼ばれる「幸せホルモン」が分泌され、気分が高揚したり苦痛を和らげてくれる効果があります。
さらに、筋トレで以前より重いバーベルを上げられたり、ランニングで以前より早いタイムが出るとドーパミンも放出されるので、一石二鳥の趣味と言えるでしょう。
オンラインゲームで適度な刺激を楽しむ
体を動かすのに慣れていないという方は、オンラインゲームを試してみても良いでしょう。
PCでやるのも良いですし、SwitchやPS5でも楽しめます。
特にプレイヤー同士の対戦では、相手に勝つことでドーパミンが放出され、高揚感が味わえます。
もちろんハマりすぎてゲームに重課金なんてことがあるとあまり意味はないですが、パチンコの代わりに始める趣味としてはとても気軽に楽しめます。
甘いものを食べて、セロトニンを補う
なにか悲しいことが起きた時に、甘いものが食べたくなった経験はありませんか?
甘いものを食べるとインスリンが分泌され、視床下部を刺激します。視床下部は人が幸福感を感じる中枢なので、甘いものを食べると幸せを感じるのです。また、インスリンはトリプトファンの輸送を増やし、これがセロトニンに変換されます。
セロトニンは先ほども説明した「幸せホルモン」であり、苦痛を和らげてくれる効果があります。
食べ過ぎは不健康ですが、食を趣味にするというのもおすすめです。
パチンコ依存から抜け出すための心構え
ここまでパチンコをやめるための方法や別の趣味などについて解説してきましたが、どんな依存症も結局己の心によって克服できるかどうかが決まります。
そこで、パチンコをやめるために必要な心構えについて解説します。
また、もしパチンコを辞められなかったら…というポイントについても解説しているので、一旦辞めたのにまたパチンコを始めてしまったと言う方もぜひご覧ください。
最初の数日が一番つらい!乗り越えるコツ
どんな依存症も、克服する上で一番キツいのは最初です。
依存症の体が必要としているドーパミンを断つ訳なので、最初は本当にキツいと思います。別の趣味にスムーズに移行できた方は良いのですが、ただ我慢している方は我慢に耐えきれずに「1パチなら…」「甘デジなら…」「期待値があるなら…」のように何かと理由をつけてパチンコ屋に行ってしまい、結局足を洗うことはできません。そもそもそんなに精神力があるなら最初からパチンコ離れは簡単にできているはず。
自分はある程度誘惑に流されやすいんだと自覚して、その上でパチンコ店に行かないための対策を全力で取りましょう。
最初の数ヶ月を我慢できれば、案外続くものです。
あきらめずに「やめ続ける」ことが重要
少し変な日本語ですが、「諦めずにやめ続ける」ことがとっても大事です。
やっぱり依存症というのは、いくら自分では克服したと思ってもふとした拍子に戻ってきてしまうものです。例え10年禁パチを続けていても、昔の友人がパチンコに誘ってきて断れなかった、トイレを借りたついでに少しだけ打ってしまった、なんてことでスイッチが入ってしまいます。
まずは現金を持たない、パチンコ屋の近くを通らないなどの対策を毎日最大限行いましょう。自分の意思が弱いと感じたら、周りのパチンコ屋は全部出禁にしてもらいましょう(ほとんどのパチ屋は依存症対策として出入り禁止を自主的に申告できます)。
一生パチンコ屋に行かない、その気持ちをずっと持っておくことで依存症の克服に一歩ずつ近づきます。
失敗しても再挑戦すればOK!完璧を求めない
そうは言っても、やっぱり依存症の力は強いものです。
多くの人が、パチンコを辞めようと思って、数日後、数週間後、場合によっては数年後に断念してしまいます。
もしパチンコをもう一度遊んでしまった場合、パチンコが自分にとってどんな役割を持っているのかを分析しましょう。「ある問題から逃れるためのパチンコ」「抑うつ気分から逃れるためのパチンコ」「暇つぶしとしてのパチンコ」など、何かしらの目的があるはずです。
分析が終わったら、その対策をすぐに取りましょう。
ある問題に直面しているなら解決する、うつ状態なら病院に行く、暇つぶしのためなら趣味を見つける、とそれぞれ対策があります。失敗しても、またやめるという意思があればそれで良いです。自分の生活からパチンコの濃度を低くしていき、最終的にゼロになれば依存症は克服できます。
【結論】パチンコをやめる方法まとめ
パチンコを辞めるのは、簡単そうに見えて難しいのが現状です。
特にパチンコ依存症という方は、辞めようと思っても数日後や数週間後にはまたきてしまうという方が非常に多く、本人も家族も苦しんでいます。
まずパチンコを辞めるには、現金を使わない、情報を入れない、パチンコ屋の近くを通らないなど、物理的に自分の周りからパチンコという存在を無くしていくのが大事です。その上でパチンコに代わる新しい趣味を見つければ、依存症を克服することができます。
新しい趣味を謳歌して、人生をより豊かにしていきましょう!