捻り打ちとは?勝率を上げる必須テクニックと基礎知識

「捻り打ち(ひねりうち)」とは、パチンコで出玉をより多くするための手法です。
オーバー入賞を狙うことで、大当たり時の出玉を効果的に増やすことができるため、パチンコで上級者を目指すには必須の技術と言えるでしょう。このページでは、パチンコで使われる捻り打ちについて解説します。
捻り打ちの練習方法やどれくらい収支に影響するのか、気をつけるべき注意点など、捻り打ちに関する知っておきたい情報を完全網羅!捻り打ちを覚えて、ぜひ収支をプラスにしましょう!
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捻り打ちのやり方|具体的な手順を徹底解説!

「ひねり打ち」は、パチンコの大当たりで、より多くの出玉を獲得するための技術です。
パチンコの大当たりは、「1ラウンドあたり何発までアタッカーが開く」と決まっていて、例えば10発が規定の場合は10発目が入賞した時点でアタッカーが閉じてしまいます。
しかし、アタッカーが閉じ切る前に11発目が入ったら、その玉も払い出しの対象です。
これをオーバー入賞と言いますが、ひねり打ちはこのオーバー入賞を意図的に行う手法ということになります。
捻り打ちに関する具体的な手順を以下の項目で解説します。
成功率を上げるコツ|どのタイミングで強弱をつけるのか?
捻り打ちは先ほど説明した通り、アタッカーが閉鎖される前に追加で玉を入賞させる技術です。
例えば10個アタッカーが入ると1ラウンドが終わる機種を考えてみましょう。その場合、まず9個目までは普通に玉を打ち出します。
アタッカーに玉を9個まで入賞させたらその時点で一旦打ち出しを止めて、10個目の玉を弱く打ち出します。
その後すぐに11個目の玉を、ハンドルをひねって強く打ち出します!こうすると2つの玉が同時のタイミングでアタッカーに到達する可能性が高まり、オーバー入賞がしやすくなるというわけです。
初心者でもできる!捻り打ちの練習方法
捻り打ちは、多くの機種で練習することができます。とにかく実践を積んで、できるようになるのが一番良いです。
捻り打ちを練習する時は、以下のことを意識して行いましょう。
・初心者は1パチで練習するのがおすすめ!
・玉が引っかかって減速するポイントに10球目を当てることを意識しましょう。
・間違ってアタッカーに10球目まで入れないようにしましょう。慣れるまではラウンドの後半は打ち出しを慎重に!
・百発百中は絶対にムリ。4〜5回に1回くらい成功すれば最初は十分!
甘デジ、低貸し、場合によってはゲーセンも使いながら、捻り打ちの経験を積んでいくのがおすすめです。
捻り打ちが有効な機種&適用条件とは?

捻り打ちはどんな機種にも通用する技術ではありません。
例えば以下のような特徴のある台は、あまり捻り打ちが機能しません。
・アタッカーまでの道のりにアウトになる場所があり、2発打ち込んでもアタッカーに2発行きにくい
・打ち出しの力にムラがあり、うまくコントロールできない
・打ち出しを弱くするとアタッカーに到達しない形状をしている
・アタッカーが狭く、入った瞬間に入賞口に到達してしまう
このような台では捻り打ちが通用しにくいので、止め打ちなど他の技術でカバーしましょう。
捻り打ちできる機種の選び方【現役機種対応】
続いて、現在パチンコホールで人気の現役機種の中でも、特に捻り打ちが効果的な3つの台について紹介します。
これらの台はかなりオーバー入賞が狙いやすいので、捻り打ちをマスターすれば出玉アップに期待できます!
捻り打ちが効果的な機種① e閃乱カグラ

「e閃乱カグラ」は、すべての大当たりが出玉2,400発で安心感が大きいパチンコです。
ラッシュを取れば即ラッキートリガーが発動し、なんと2,400発が80%ループ!ラッキートリガーの突入率も高く大変な人気を誇ります。そんな閃乱カグラはアタッカーがかなり広めでオーバー入賞しやすく、上手い人なら2400発中7〜8回オーバーさせることもできます。
これだけで100発以上の差が付くので、やらなきゃ損ですよ!
捻り打ちが効果的な機種② PAスーパー海物語 IN JAPAN2 with 太鼓の達人

「PAスーパー海物語 IN JAPAN2 with 太鼓の達人」は、人気音ゲー・太鼓の達人とタイアップした海シリーズのパチンコです。
大当り確率1/99.9の甘デジですが、平均連チャン数は3連以上、1,000発の振り分けもありかなり遊びやすい台となっています。海物語シリーズは総じて捻り打ちが決まりやすいですが、特にこの機種はアタッカーが非常に広いので大チャンス!
上手くいけば1ラウンドで2〜3発のオーバー入賞も狙えます。
捻り打ちが効果的な機種③ P転生したらスライムだった件

「P転生したらスライムだった件」は、人気アニメ作品とコラボしたサンセイのパチンコです。
大当り確率1/319.6、ラッシュ突入率100%の王道スペックで、ラッシュ継続率は驚異の84%!ラッキートリガーが無くとも一撃5万発の可能性はかなり高いです。そんなP転スラは右上にアタッカーがあるので捻り打ちがかなり決まりやすい仕様となっています。
上手に捻り打ちを決めれば、1日1000個以上の違いが出てくるかも!?
アタッカーの入賞個数が収支に与える影響とは?
アタッカーの入賞個数は、捻り打ちをするための超重要な情報です。
例えばアタッカーに入賞すると8個出玉をくれる台と、15個出玉をくれる台とでは、オーバー入賞での利益がちょうど倍違います(出玉8個の場合実質プラスは7発、出玉15個の場合実質プラスは14発のため)。
そのため、捻り打ちのしやすさはもちろんですが、オーバー入賞時の利益を把握しておくことが収支アップのためには非常に大事と言えます。
捻り打ちのデメリット!ホール側の対応とリスクを理解しよう

続いて、捻り打ちをする際のデメリットや気をつけておくべき注意点について解説します。
捻り打ちはマスターすれば大きな収支アップが見込める反面、下手にすると逆効果になる場合もありますし、さらにはハウスルールで禁止されている場合もあります。リスクを理解した上で捻り打ちを行いましょう。
ホールによっては禁止!捻り打ちを注意されるケース
多くのパチンコホールでは、「当店がプロとみなした方の遊技」について利用規約で禁止しています。
ここでの「プロ」とは、簡単に言えば技術介入によって想定以上の出玉を獲得すること、を指すそうです。捻り打ちはガチガチの技術介入なので、厳しいホールだとすぐに従業員が飛んできて捻り打ちをやめてください、と言われます。
パチンコホールはオーバー入賞に関するデータもリアルタイムで把握できるので、この人が技術介入しているな…というのはすぐに分かります。最悪の場合出禁になってしまうので、捻り打ちについて注意されたら、その店では捻り打ちをやめた方が良いでしょう。
費用対効果が悪くなる場合もある
捻り打ちは、普通に打っている時と比べて時間がかかります。
9発目までで打ち出しを止めて、10発目を弱く打って、11発目を強めに打つ、と行程が多いのが原因です。そのため、例えば閉店1時間前に当たって、捻り打ちで出玉を増やしたと思いきや、思ったより連チャンが続いて取りきれなかった!なんてこともあるかもしれません。
また、慣れない間はそれぞれの行程に時間がかかるため、ラウンドが終了するまでに玉が全部入らなかった…なんてケースも。費用対効果が悪くなる可能性があることに注意が必要です。
捻り打ちの収支への影響|実際どれくらい得するのか?
最後に、捻り打ちがどれくらい収支に影響するのかについて解説します。
実は捻り打ちによるオーバー入賞はかなり収支を引き上げてくれる存在なので、「たった10発ちょっとでしょ?」と思わずにチャレンジしてみるのがおすすめです!
15賞球×10ラウンドで+100円以上の差が出る!?
アタッカーの入賞個数は、オーバー入賞を積極的に狙うことで大きく増やすことができます。
例えば入賞時に15玉を得られる台で捻り打ちを行い、平均して大当たり1回で3発オーバー入賞できたとしましょう。
すると、オーバー入賞0発の時に比べ、追加の出玉は14×3=42個。42個と言われるとそんな大きくない気もしますが、4パチなら168円!
1回の大当たりで100円以上の差が生まれるなら、やっぱり捻り打ちはやるべきと言えるのではないでしょうか。
長期的に続けることで期待値を積み上げられる
「そうは言っても1回の大当たりで40個くらいでしょ?じゃあ別に…」という方も、長期的に見てみると印象が変わるかもしれません。
1回ではたかだか42個ですが、その日大当たりが15回引けた(5連チャンが3回あった…など)場合、42個×15回=630個!4パチならなんと2,520円もの差が生まれます。
1来店で2,500円ということは、週2回パチンコに行く方でも1ヶ月で2万円以上の差が生まれます。
1年ならなんと25万円以上!立ち回りにもかなり影響してくるので、捻り打ちはぜひマスターすべき技術と言えるでしょう。
まとめ|捻り打ちは状況に応じて使い分けるのがカギ!
捻り打ち(ひねりうち)は、パチンコを攻略する際にとても重要な技術です。
打ち出す強さをコントロールしてアタッカーに玉を同じタイミングで入賞させることで、オーバー入賞を狙う攻略法となっています。
捻り打ちは、機種によっては1回の大当たりで100円以上の効果があります。1日打っていたら2,500円以上、それを1年続ければ25万円以上(週2回パチンコを打つ場合)差が生まれるので、かなり重要な技術と言えるでしょう。
ただし、慣れていない間はかえって損になったり、厳しいホールでは捻り打ちを禁止していることもあるので、状況に応じてうまく使い分けることでより大きく利潤を増やすことができます。捻り打ちをマスターして、よりパチンコライフを有意義に過ごしましょう!
よくある質問Q&A|捻り打ちに関する疑問を解決!
最後に、捻り打ちに関するよくある質問について解説します。
止め打ちと捻り打ちは何が違うの?
止め打ちは、捻り打ちと並ぶパチンコを打つための重要な技術です。
普通のパチンコ台の場合、保留されている玉が4つ以上になると、それ以降スタートチャッカー(ヘソ)に球が入っても台が抽選してくれません。そのため、保留が4つになりそうな場合に打ち出しをやめて、使う玉数を減らすことを「止め打ち」と言います。
つまり、捻り打ちは出玉を多くするための技術、止め打ちは大当たりまでに使う玉を減らすための技術、と言えるでしょう。